芸能

長澤まさみの吉凶(上)東出昌大、三浦春馬の影響と“不幸中の幸い”

 令和2年、自身の主演作品の共演者たちが、次々に不幸やスキャンダルに見舞われるという、逆風にさらされたかのような1年を過ごした女優・長澤まさみ。彼女自身は何も悪くないだけに、気の毒というよりないが、そんなトンデモな1年を乗り越えて迎える令和3年──果たしてどんな年になるのだろうか。

 令和2年の不運の始まりは、1月に発覚し大炎上となった、人気ドラマ「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系)でコンビを組む、東出昌大の不貞報道だった。

「女優・唐田えりかとの3年不貞で、東出の出演CMなどが打ち切りになる中、7月に控えていた映画『コンフィデンスマンJP~プリンセス編~』の公開が危ぶまれました」(芸能記者)

 さらに、同作品で共演していた俳優・三浦春馬さん、竹内結子さんが7月、9月に相次いでこの世を去ってしまう。

「長澤の落ち込みようは相当のものだったようですね。もともと決してメンタルが強い方ではなく、20代半ばには出演作品が酷評され続けたことから激ヤセしてしまい、親友の榮倉奈々や鈴木杏が交代で様子を見に行っていたという話もあるほど。今回も、周囲は相当に長澤のメンタルケアに心を砕いたそうです」(芸能プロ関係者)

 さらに9月には、元恋人で一時は結婚間近とも報じられていた、俳優でクリエイターの伊勢谷友介が逮捕されるという事件もあり、記事や報道の中で何度も長澤の名前が扱われるという、とばっちりまであった。

「これも、長澤の心をかき乱したに違いありません。一方で、6月から長澤は映画『キングダム』のパート2の撮影。パート2から4までの三作を一気に撮影するという長期に渡るロケで、彼女は人気キャラクター・楊端和役。映画のヒットに大きく貢献をしているため出番は多く、その後もミュージカルの稽古など忙しい毎日でしたが、むしろこれが不幸中の幸いでした。時間がたっぷりあったら、考え込んでさらに落ち込んでしまった可能性がありますからね」(前出・芸能プロ関係者)

 改めて振り返ると、なんと壮絶な一年だったか。令和3年は、いい年にしてあの笑顔を炸裂させてもらいたいが…。(「中」に続く/露口正義)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
4
前世の記憶を持つ少年「僕は神風特攻隊員だった」検証番組に抱いた違和感
5
前田日明「しくじり先生」で語らなかった「最大のしくじり」南アフリカ先住民事件