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記事全文を読む→山口健治の“江戸”鷹の目診断「伊東記念」
地元の新田康仁が番手から鋭脚発揮
調整法を知っているのがベテラン選手。レース間隔が開いても、狙ったレースには必ず仕上げてくる。
「伊東記念」(12月20日【金】~23日【月】)に出走予定のS級S班は、長塚智広、岡田征陽、山崎芳仁、浅井康太の4人。長塚と浅井は立川グランプリ(12月30日)の前哨戦、岡田と山崎はSS班として最終戦になる。
地元勢では、渡邉晴智にいつも以上に「ハルトモ」の熱烈コールがわき起こりそうだ。7月25日、高知記念初日特選で武田豊樹らとともに追走義務違反で4カ月間の出場停止。復帰初戦のFI松戸で【3】【2】●【3】と好走しただけに、ファンの応援にも熱が入るだろう。
アンラッキーな長期休養だったがGI2勝、明るい性格のベテラン40歳は、体のメンテナンスとじっくり練習する時と、プラスに受け止めたのではないか。ラインも長くなりそうなだけに、SS班に気後れはない。
さて、並びと展開。地元地区は千葉の小埜正義の後位に地元の3人、新田康仁─渡邉晴─萩原孝之がつける。関東は上原龍─長塚─岡田だが、岡田の前回りも。西日本は藤木裕─市田佳寿浩と原田研太朗─合志正臣と見た。浅井と山崎、そして牛山貴広は単騎での戦いになりそうだ。
先行争いは激しくなる。原田が飛び出すところを藤木と上原が襲いかかり、さらに小埜が一気に仕掛けることになる。
本命は新田康。ラインの長さに加えて小埜が失速しても、みずから動ける鋭い脚がある。対抗は長塚。3番手からでも差し切り逆転2連覇も。3番手評価は浅井だが、もつれればレース巧者ハルトモが浮上する。
伏兵は、田中孝彦(静岡・91期)、黒田淳(岡山・97期)、和田真久留(神奈川・99期)の機動力型3選手。地元の田中と黒田は、FIではすでに決勝戦の常連。そして、ヤンググランプリ(29日)に出場するのが和田。この3人、勢いを買って1着から流したい。
◆プロフィール 山口健治(やまぐち・けんじ) 1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。
◆アサヒ芸能12/17発売(12/26号)より
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