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記事全文を読む→中尾ミエ「加山雄三さんが私のために歌を作ってくれた」
テリー 社長の家に住んでると、恋はどうするの?
中尾 私、そういうところズル賢いからうちに呼んでた。「社長、今からボーイフレンド来るんで、私がお風呂に入ってる間、ちょっと相手しててください」とか言って(笑)。
テリー それOKだったの?
中尾 うん。OKでしたね。あと美佐さんが「誰か映画俳優とか会いたい人いる?」って聞くんですよ。それで私は「夏木陽介さん」って言ったり。
テリー ええっ、来てくれるの? そんな夢みたいなことがあるんだ。
中尾 梓みちよも「加山雄三さんがいい」とか言って、加山雄三さん、ちゃんと来てくれましたよ。
テリー すごいな。加山さんがいいって言うと、出前みたいに来るんだ。
中尾 アハハハハハ。だからね、オープンでした。
テリー 例えば夏木さんが来たらキスとかするの?
中尾 アハハハハ! いやいや、社長んちですからね。でも、加山さんは曲作ってくれたかな。
テリー ええっ? それはミエさんに?
中尾 私に作ってくれましたね。
テリー それって今、テープとかで残ってないの?
中尾 ないですね。でも、その後で「マイ・ジプシー・ダンス」っていう曲名でレコーディングもされたんじゃないかな。
テリー そうなんだ、すごい話だなぁ。でも、そういう大スターは置いといてさ、普通の男の子との恋愛はなかったの?
中尾 私はほんとにね、今に至るまで、片手で数えられるぐらいしかいないですよ。特にあの頃はスキャンダルは命取りだった時代ですから。
テリー あの頃って、今みたいに写真週刊誌もSNSもないですよね。
中尾 でも「週刊平凡」とか「週刊明星」があったから。あと時代ですよね。とにかく結婚したら引退っていう時代だったから。だって「可愛いベイビー」のB面の「come on and dance」っていう曲に「好きになったら、もうキスしてもいいのよね」って歌詞があったのね。それだけで私、学校で怒られたんですよ。「なんていう歌を歌ってるんですか!」って(笑)。
テリー そうか。まだ社会が成熟してなかったからね。じゃあ、恋もしないで社長の家で何してるの?
中尾 その頃、社長がプロデュース業とか、いろいろ仕事を始めたでしょう。だから、社長のお客さんがたくさん来るんですよ。そういう大人の話を聞いてるのが好きでしたね。
テリー 10代ですよね?
中尾 そうですね。でも、好きだった。
テリー (事務所の先輩の)植木等さんとか来ないんだ。
中尾 植木さんはすごく真面目な人ですから。遊びにも行かないし、仕事終わったら直帰なさる方だから。
テリー そうか。
中尾 でもハナ(肇)さんのうちにはよく行ってましたよ。ハナさんちの隣が(ザ・)ピーナッツのうちだったから。ハナさんのうちに行って、ピーナッツ呼んで朝までただしゃべってる。
テリー ピーナッツの2人とどんな話するの? 女子トークみたいな?
中尾 そうね。ハナさんの奥さんが若くて、私たちに年が近かったから「ハナさん、グッ(ド)ナイ(ト)って早く寝かせてるんですよ。で、朝になってハナさんが起きてきても、まだしゃべってるとか(笑)。そういうことはありましたね。
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