芸能

芸人と葬式(1)明石家さんまの父親の通夜に現れた「女性用ブラウスを着た間寛平」

 先日、ダチョウ倶楽部・上島竜兵の四十九日法要が行われた。故人が極楽浄土へ行けるよう祈る場だが、松村邦洋について「うっかり舟漕いでたの(寝ていた)」と有吉弘行が暴露した。

 有吉が松村に「寝てませんでした?」と聞いたところ、「いやぁ…ええ…」と歯切れが悪かったのだ。

 実は松村、先立って行われた葬儀でも、変な目立ち方をしてしまった。

「松村さんがさ、『お焼香の回数がわからない』って言ってさ、ずーっと葬式中、みんなに聞いてんの。『何回やんの? 何回やんの?』って。ずーっと練習してんの。異常でしょ」

 と有吉は言う。

 さらに、ついついモノマネをしてしまう体質から、

「お坊さんのお経をずっとマネしてんの。大きい声で。(島崎)和歌子さんに叩かれてた。もうお坊さんに夢中よ。何の悪気もないんだけどさ」

 有吉はさらに、そう振り返るのだった。

 かつて間寛平は、明石家さんまの父親のお通夜に、場にそぐわない格好で現れたことがある。さんまによると、

「密葬だったんで、近場の人ばっかり来て。寛平さんも慌てて来てくれて。奥さんに『さんまさんのお父さんが亡くなったから、早よ行ってき』って言われて。パパッて服を渡されて。ほんで着替えたら、カッターシャツが奥さんのブラウスで。奥さんが間違って。レースが入ったカッターシャツで、ネクタイして。ずっと首元を隠してんねん」

 それでも、ついにバレる時がやってきた。さんまが続けて、

「叔母さんとか来てるのに、まだずーっと襟を隠してるから。『兄さん、何でんのん?』って言うたら『ごめん、さんまちゃ~ん』言うて。『これ、嫁はんがブラウス入れよったんよ』って。それで大爆笑です。『アンタ、人の親の葬式、なんやと思ってまんねん!』って」

 さんまが「近場で買ってきてもええやん」と問い詰めると「いや、今日は乗りきれると思ったんよ」と返し、「それなら、中がスッポンポンのほうが気持ちええわ、アホ」と、また大爆笑が起きたのだった。

(坂下ブーラン)

1969年生まれのテレビディレクター。東京都出身。専門学校卒業後、長寿バラエティー番組のADを経て、高視聴率ドキュメントバラエティーの演出を担当。そのほか深夜番組、BS番組の企画制作などなど。現在、某アイドルグループのYouTube動画を制作、視聴回数の爆発を目指して奮闘中。

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