芸能

アンジャッシュ・渡部建の現在地②~実は「爆笑王」になっていた「ドッカーン」現場を再現

 あの多目的トイレ不倫以降、本格復帰しようにも、フルボッコのイジられようで、様々な被害を受けているアンジャッシュ・渡部建だが、実はその裏で、評価がうなぎ上りに。ドランクドラゴンの鈴木拓が言うには、

「最近、キテますからね。凄いですよ。AbemaTVとか、あっちの方で。めちゃくちゃウケるんですって」

 平成ノブシコブシの吉村崇も、これに頷く。

「すごい状態ですよ、今。無敵かもしれない」

 東野幸治も渡部をボロクソに言ってきた一方で、実は評価もしている。こう証言するのだ。

「(地上波以外の)渡部を知らんの? 爆笑王の渡部を。俺も何度も会ってんけど、まず登場して『どうもご迷惑をおかけしました』って、深々と頭を下げて大爆笑。ドカーンって。『お前、それわざとやろ』『いや、わざとじゃないんです』って、ドカーン」

 自粛後の渡部が結婚式の披露宴に招待されて、「僕みたいなもんが行ってもいいのかな」と迷いながら、スピーチをした時のことだ。東野が続ける。

「当日ね、会場がザワザワしますよ。披露宴をブッ壊すラスボスがやってきた、と。でもやっぱり、結婚はポジティブなこと、いいことを言わなきゃいけないじゃないですか。で、なおかつ結婚している先輩として、こうしなきゃいけませんよ、ってアドバイスもせなアカン。それでボケでもなく、普通に『妻にはウソをついてはいけません』って言うたら、ドカーンって。めちゃくちゃウケてんって。で、さらに『妻には何でも正直に話さなければいけません』『妻を泣かせてはいけません』でドカンドカーン。スピーチ終わる時に『ちょっとトイレに行きたいと思います』って言うたら、またドカーン!」

 緊張と緩和の中で、笑いを取りまくる渡部なのだった。

 渡部の反省スタイルが番組衣装と相まって、まさかの大爆笑をかっさらったこともある。渡部本人も記憶に残る場面だったようで、

「僕、初めて復帰明けのバラエティー、この番組(ABEMAの「チャンスの時間」)で千鳥に靴をイジられて、あれがガンッて跳ねて、なんか軌道に乗った感覚がある」

 ゲストの渡部が今後のテレビでの仕事について相談し、千鳥のノブに解決してもらう企画だった。そこでノブは、渡部の靴に目をつけた。そのスニーカーにはタン(ベロ)が2枚ついており、NIKEとSacai(高級ファッションブランド)のコラボレーションモデルだった。

ノブ「うわ~、偉そうに!」

大悟「コラボは早いよ。あなたはコラボして問題になったんだから」

ノブ「何のためのオシャレ? NIKEのタン2枚重ね。重ねるん早ない? 僕、見たことないんですよ。反省してる人の靴のタン2枚重ね」

渡部「言い訳になっちゃうんだけど、今日2足用意していただいてたんだけど、両方このタイプだった」

ノブ「この靴を持ってきたスタイリストを、直ちに切ってください。あなたの芸能界はこれで終わってた」

大吾「ワシ、NIKEのスニーカーであんだけ笑ったの初めて」

 すっかり渡部の立ち回りを認めたのだった。

(坂下ブーラン)

1969年生まれのテレビディレクター。東京都出身。専門学校卒業後、長寿バラエティー番組のADを経て、高視聴率ドキュメントバラエティーの演出を担当。そのほか深夜番組、BS番組の企画制作などなど。現在、某アイドルグループのYouTube動画を制作、視聴回数の爆発を目指して奮闘中。

カテゴリー: 芸能   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
5
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策