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不登校ユーチューバー・ゆたぼんを襲った「広島と長崎に原爆」発言で「罵倒合戦」の大波紋

「少年革命家」の不登校ユーチューバー・ゆたぼんの父で、実業家・中村幸也氏が10月25日に、自身のツイッターアカウントを更新。動画内での「言い間違い」をめぐる揚げ足取りに憤っている。

 目下、「スタディ号」に乗りながら、不登校の子どもたちに勇気を与えたいとの名目で、日本一周計画を進行中のゆたぼん。23日には広島県の原爆資料館を訪れて「原爆とか戦争って、ホンマに怖いなと思いました。そういうことがホンマにあったんやなって学べたと思います」と感想を語った。

 続いて原爆ドームを見学すると、動画の終盤には「原子爆弾は第二次世界大戦中の1945年8月6日に、アメリカが日本の広島県と長崎県に原爆を落としたんですね」との経緯を紹介。しかし、この発言が波紋を広げることになる。

 長崎県に原爆が落とされたのは8月9日である、との指摘が多数あり、中傷のような書き込みも多く見られたのだ。

 これに中村氏は「まだ13歳のゆたぼんに対して、言葉の粗探しをして揚げ足取りしてる奴らって本当に終わってるな。しかもクソみたいなメディアもそれに乗っかってPV稼ぎとか」と苦言を呈する。続くツイートでも「子どもが間違ったことを言うだけでネットで集団でいじめてる奴らは学校で何を学んできたんだ?  これが義務教育を受けた奴らの成れの果てか」と批判したのだ。

 ネットライターが言う。

「実際に現地を訪れ、戦争の悲惨さを肌で感じることができる見学となったことには、評価する声があります。ただ、YouTubeで公にアップするにあたっては、情報を慎重に発信するべき、だとも。間違いを訂正せずそのまま投稿した中村氏に批判の目が向けられています。息子に恥をかかせないように、正しい知識を与えるのが親の役割だ、というのは正論ではありますね」

 過激な中傷コメントにへの怒りは当然だが、ちょっとしたことが大騒動に発展してしまうのは、ネット社会の怖さでもある。

(木村慎吾)

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