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記事全文を読む→9回の本塁打で追いつくも…今年の日本シリーズは36年前の「再現」だった
逆転の4連勝で、オリックスが劇的な勝利を飾った、今年の日本シリーズ。26年ぶりの歓喜を次のように分析したのは、野球解説者の宮本慎也氏である。
「普通、3対0で勝ってて、9回の1イニングで追いつかれたら負けるよ、オリックスは」
11月1日に更新したYouTubeチャンネル〈野球いっかん!〉に出演した宮本氏がターニングポイントに挙げたのは、18年のソフトバンクVS広島以来、4年ぶりの引き分けとなった第2戦。
オリックスが3対0とリードして迎えた9回裏。ヤクルトは無死一、二塁のチャンスで、代打・内山壮真の劇的な3ランで同点に追いついた。それを評したのが、冒頭のコメントだったのだが、さらに、
「オリックスは勝ちゲームのピッチャーを全部、つぎ込んできたわけよね。で、追いつかれた時点で、勝ちゲームじゃないピッチャーが投げ出すわけ。ヤクルトの場合は、負けゲームだから、勝ちゲームのピッチャーが投げてないわけよ。で、追いついた時点で、いいピッチャーがきてる。だから、オリックスが得点する確率は低くなる。ヤクルトが得点する確率が上がっていくわけ」
ところが結果は、宮本氏の予想通りにはならず。宮本氏は、オリックス投手陣の層の厚さに感服した様子だった。
ちなみに、日本シリーズの引き分け試合は今年を含め、過去8回。そのうち、9回に追いついたケースは86年、日本シリーズ唯一の第8戦までもつれた、西武VS広島の第1戦だった。2対0のビハインドで迎えた広島が、小早川毅彦、山本浩二のソロホームランで追いつくも、勝ちきれずにドローとなったのである。4勝3敗1分けで日本一に輝いたのは、西武。
そして今年も、9回に追いついたものの、引き分けに終わったヤクルトが、結果的に日本一を逃すことに。奇しくも36年前の「再現」のような結果だったといえよう。
(所ひで/ユーチューブライター)
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