社会

サバ缶消えて「タンパク質危機」で浮上する「昆虫食」の現実世界

 地球温暖化の影響なのか、不漁によってサバ缶が一時的に消えるという。

 サバ缶は安くて栄養価が高い。酒のつまみにもなる優秀なアイテムとして重宝されている。もしこれが消えてしまったら…。日本フードアナリスト協会の横井裕之会長は、こう話す。

「洋食レストランや日本料理店でも、サバ缶を使った料理を出しているところはあります。そういったお店の方々は、サバ缶も値段が高くなるのかと嘆いているでしょう。でも、サバ缶がなくなったら、イワシ缶やアジを使った料理を考案すればいい。イワシの大量死もニュースになりましたが、イワシはまだ大量に捕れていますから。こうした件で言えることですが、これからは昆虫食や植物由来のプラントベースミートが主流になる可能性が高まりました」

 人類には「2030年タンパク質危機」問題も横たわる。肉だけでなく、魚も消えてしまったら、どうなるか。2030年まで、あと7年。あっという間だ。サバ缶騒ぎもいいが、近い将来に備え、今から昆虫食に慣れておくべきか。

カテゴリー: 社会   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
120年周期で開花「ハチク」一斉枯死で騒然「大地震災害の前兆」凶事の歴史がコワすぎる
2
南原清隆が証明…もう似顔絵も名前表示もテレビ画面に映せなくなった松本人志の「絶望的未来」
3
クマ襲撃「命に別状なし」報道でも眼球や鼻を抉り取られて「顔面崩壊」悲惨な現実
4
猫は何のために爪研ぎをするのか「伸びた爪を削るためではない」意外な理由があった
5
「GLAY」30周年ベストアルバム収録曲「ファン投票1位と8位」が大問題に!