社会

花粉症を抑える2つの根気アプローチ「免疫療法」と「食改善」の効き目

 今年の花粉症は、例年以上にキツいらしい。

 3月7日のバラエティー番組「カズレーザーと学ぶ」(日本テレビ系)では「花粉症は根治できる!?」というテーマで、アレルギーについて討論。3年前に保険適用された新薬「オマリズマブ」で症状を劇的に抑えることができると紹介された。だが、根治は難しいということで、免疫療法に話題が移ることに。

 主流となっているのは、皮下免疫療法と舌下免疫療法だ。皮下免疫療法は注射で、舌下免疫療法は錠剤を用い、スギ花粉のエキスを体内に入れて少しずつアレルゲンに対する免疫を作っていくという方法だ。ただし、長期にわたる通院や服用が必要で、なかなか続かないのが難点だという。

 結局、花粉症を治すことは難しいのだとして「一生、付き合っていかなくてはならないものという印象は拭えない」とゲスト出演者もコメントしたが、都内の内科クリニックに勤務する看護師は、次のように語るのだ。

「『R-1ヨーグルト』を毎日1本、1年半飲み続けた人、発酵玄米食を1年間続けた人がある日突然、スッキリと治ってしまった、というケースがありました。腸内環境を整えることで免疫力を上げる、という方法です。他にも、沖縄に引っ越したら治ったとか、鼻の奥をレーザーで焼いたら1年ほどは治まったものの、再発したという人も。結果、花粉が飛散する時期にレーザー処置をして1年もたせ、翌年はギリギリセーフ、というのを繰り返しているとか」

 通院やレーザー治療の根気をとるか、毎日の食事を改善する根気をとるか…。

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