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記事全文を読む→「宅配ダンボール」の中から池田組系幹部に発射した「宮崎ヒットマン裁判」銃弾8発の代償
分裂抗争での「最後の殺人事件」の裁判が、宮崎地裁で行われた。その一部始終を現地からレポートする!
事件は24年9月9日に発生した。宮崎県宮崎市の池田組(池田孝志組長)系志龍会本部を、宅配業者を装った、六代目山口組三代目弘道会(当時)の十代目稲葉地一家・吉井誠幹部が襲撃。事務所のインターホンを鳴らし、志龍会の上津曲哲也幹部が出てきた瞬間、隠し持っていた拳銃の引き金を引いたのだ。事件後の昨年12月に志龍会は解散届を警察に提出している。
弘道会舎弟頭を務める稲葉地一家・松山猛総長も見守る中、11月19日に開かれた初公判で検察は犯行手口を解き明かしていく。吉井幹部が回転式拳銃2丁を現場に持ち込み、うち1丁を扮装用のダンボールを細工し、箱の中から発射。初弾が上津曲幹部の左胸部を貫通。さらに1発を臀部に命中させ、出血性ショック死に至らしめたというのだ。結果、吉井幹部は、殺人罪と銃刀法違反の加重所持、発射罪の、3つの罪に問われた。罪状認否では、
「すべて弁護人から申し上げる。私からは何もありません」
と答え、その後の被告人質問でも捜査段階と同じく黙秘を貫いた。
弁護側は殺人と加重所持に関しては争う意思がないと語り、発射罪についてのみ争う姿勢を示した。検察は事務所が公道に近く、一般業者も建物に出入りする可能性があること、敷地内を移動しながら最終的に銃弾を計8発発砲したことなどを挙げ、発射罪が適用されるとしたが、対する弁護側は「事務所は発射罪が適用される『多数の者の用に供される場所』には当たらない」と主張していた。
裁判はその後、翌週の同26日から3日連続で開廷された。実は検察側証人として、当時の志龍会トップで池田組若頭代行だった吉田利成元会長の証人出廷が予定されていたが、検察と吉田元会長の間で連絡がつかず見送られる、というハプニングもあった。
そして11月28日、裁判は結審を迎える。傍聴席には吉井幹部がかつて所属した八代目会津小鉃・新原徹若頭の姿もあった。求刑は「懲役30年」だった。
「分裂抗争のヒットマンには無期懲役が求刑されることが多いのですが、この事件では有期刑が求刑された。実は吉井幹部側と被害者遺族との間で示談が成立していたのです。裁判では、遺族が被害賠償金2000万円を受け取り、吉井幹部への厳罰を望まない旨が伝えられていた。検察としても無視できる要素ではなく、求刑に反映されたのでしょう」(司法記者)
弁護側はこれに加え、吉井幹部が警察官が現着するまで拳銃を手放し待機していたことなどから、さらに減刑要素があるとして、懲役20年の刑が相当だと訴えた。
そして12月5日、言い渡された判決は懲役28年(未決勾留320日を刑に算入)というものだった。裁判長は「組織的で計画性もあり、非常に悪質な事件」と検察の主張を概ね認めながらも、遺族との示談が成立し処罰感情が薄いことや、事件後に現場にとどまり半ば自首に近い形で逮捕されたことを減刑理由に挙げた。
吉井幹部は、達観した様子でその判決を受け止めているように見えた。
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