スポーツ
Posted on 2023年05月28日 09:59

中日・落合博満監督が「日本シリーズで痛恨の判断ミス」で投手コーチに懺悔した「珍しい場面」

2023年05月28日 09:59

 森繁和氏はかつて、中日・落合博満政権を参謀として支えた人物だ。1軍投手コーチ、1軍バッテリーコーチ、そしてヘッドコーチを歴任。当然ながら、オレ流采配の裏側を全て知っている。

 それは落合監督1年目の2004年、西武との日本シリーズ第3戦でのことだった。野球解説者・江本孟紀氏のYouTubeチャンネル〈エモやんの、人生ふらーりツマミグイ「江本孟紀」〉で明かしたところによれば、落合監督が継投ミスを犯したことで、森氏に「ゴメン」と頭を下げたというのだ。

 1勝1敗で迎えた西武ドームでの試合、中日は7回表が終わった時点で6-4とリードしていたが、その裏、2番手投手の岡本真也がピンチに陥る。しかし、落合監督が続投を決断すると、佐藤友亮の2点適時打で同点に追いつかれ、さらに二死満塁からアレックス・カブレラがこの日2本目となるホームランで逆転する。岡本の続投がアダとなったのである。森氏が回想する。

 当時の森投手コーチが用意した交代要員は、すでに準備万端。ブルペンから出てきていた。にもかかわらず、

「落合監督がマウンドから戻って来たから審判のところに行くのかなと思ったら、そのままベンチに戻って来ちゃった。ピッチャーは慌てて(ブルペンに)帰るわ…」

 どういうことかと落合監督に確認すれば、指揮官は、指揮官は、

「みんな(野手)の話聞いてたらなぁ、このまま行った方がいいみたいだ」

 そして逆転のホームラン。オレ流ザンゲが飛び出したのだった。

「このままいった方がいいかなって思って、帰っちゃった。ゴメン…」

 スポーツ紙デスクが言うには、

「もし第3戦を勝っていれば連勝で波に乗り、中日が日本一になっていてもおかしくない展開でした」

 落合監督はその雪辱とばかりに、3年後の07年、今度は日本ハムを相手に日本一をもぎ取った。

(所ひで/ユーチューブライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年06月24日 07:15

    ドジャース・大谷翔平の第二子誕生をめぐって、フェミニストを名乗る女性たちがSNS上で「多産DVだ」「年子出産は女性虐待だ」と騒いでいる。大谷夫妻は昨年4月20日に第一子誕生を報告、この6月20日に第二子誕生をアナウンスした。これら誹謗中傷コ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年06月24日 11:30

    一発出たら同点。3-7と4点をリードされて迎えた7回裏、二死満塁の場面。この日いちばんの勝負どころで、広島・新井貴浩監督がベンチから送り出した代打は捕手・石原貴規だった。結果は空振り三振。最大の山場でなぜ、より長打を見込める打者を送り込まな...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年06月24日 13:30

    これはトレードのショーケースなのだろうか。そう思ってしまったのは、阪神タイガースの梅野隆太郎捕手が2軍から再昇格し、6月23日のヤクルト戦に即スタメン出場して攻守に高い能力を見せつけたことだ。1-0とリードした5回に二塁打を放ってチャンスメ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/23発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク