社会
Posted on 2023年06月06日 09:58

尼崎かんなみ新地が「期間限定の飲み屋街」に早変わり!更地になる前の「サラリーマンの副業」の地に…

2023年06月06日 09:58

 かつて兵庫県尼崎市にあった歓楽街「かんなみ新地」が一斉閉店したと報道されたのは、2021年11月のことだ。閉鎖以降はしばらく空き家状態が続いていたが、その後、置屋のオーナー達が業態を変更。沖縄出身のオーナーが多いことから、沖縄そばの飲食店やスナックとして営業していた。

 ところが昨年6月、尼崎市がかんなみ新地一帯の土地建物を取得し、更地にした後に売却すると発表。そして再びかんなみ新地を訪れてみると、新たな飲み屋がオープンしていたのだ(写真)。店にいた男性に話を聞くことができた。

「昨年12月に、今年8月までの限定でオープンさせてもらったんです。報道通り、この一帯は更地にすることが決定しているので、あくまでも一時的にです。他の店舗も今年秋ぐらいまでには立ち退きを…と言われているようですね」

 この男性いわく、元オーナーだった知人から「店をやらないか」もちかけられ、安い家賃で借りられるということから、オープンに至ったという。尼崎中央商店街のすぐ近くで、立地はいい。だが、苦労もあるようで、

「今、オープンしているかんなみの他の飲み屋は女性オーナーが多いので、お客さんの入りはいい。でも男だと、なかなかお客さんが入ってこないんですよね。いまだに置屋が営業していると勘違いして入ってくる男性もいるので『女の子はいませんよ』と言うと、帰られてしまうこともあります。そういえば、僕の他にも男性オーナーの飲み屋が最近できたんですよ」

 教えてもらった場所に行ってみると、つい数日前にオープンしたばかりという立ち飲み屋が。普段はサラリーマンだという男性が、同じように期間限定の副業として始めたそうだ。

 束の間の盛り上がりだが、かんなみ新地の新たな風景を見て、なにやら感慨深いものを感じずにはいられなかった。

(カワノアユミ)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/1/27発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク