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岸和田「高松宮記念杯」◎古性優作/○脇本雄太/▲新田祐大/△嘉永泰斗/佐藤慎太郎/平原康多/守澤太志/郡司浩平/新山響平/眞杉匠/松浦悠士/犬伏湧也
S級戦で優勝して大舞台に臨む中堅クラスの選手は、調子のよさを意識しているだけに軽視できない。
今年のGI第3戦「高松宮記念杯(6月13日【火】~18日【日】)」が昨年に続いて岸和田で開催される。久しぶりに6日間の長丁場で、準決勝までは例年どおり東西に分かれての争い。ただ、東のSS班6人のうち3人が負傷欠場明けだけに、順調な西勢が有利なシリーズになりそうだ。
令和のゴールデンコンビ、古性優作と脇本雄太のマッチレースになるとみた。古性には連覇がかかり、脇本は20年の覇者。脇本につけるマルチレーサーの古性を上位としたが、異次元の快足を誇る脇本が制するシーンも十分ある。
あとは先行に迷いのない新山響平の番手から新田祐大が自力含みで抵抗する。また、もつれれば上昇著しい嘉永泰斗の台頭がある。
劣勢の関東勢で期待したいのが眞杉匠だ。地元戦だったとはいえ、宇都宮記念(〈8〉〈1〉〈1〉〈1〉)のレース内容がよく、ここで好勝負を演じてもおかしくない。
【大穴この1車】杉森輝大(茨城・103期)。
特選スタートのS級戦では人気になるが、グレード戦では脇役の1人。5月函館記念(〈2〉〈3〉〈6〉〈3〉)は初戦が2万円超、最終日は10万2050円を演出した。昨年の宮記念杯では初戦と最終日の2着がどちらも1万円超だったが、競輪祭(〈1〉〈4〉〈1〉落)の1着2本は脇本を3着と5着に沈めて、58万円オーバーと17万円超だった、先行もするが、高配当は番手抜け出しだ。
【狙い目の伏兵3人】
南修二(大阪・88期)は、前走のGIII久留米の初戦で今年2本目の失格。だが、ホームバンクのここは好位を主張できる。1着から。
まくりのスペシャリスト・北津留翼(福岡・90期)は、前走の別府で圧巻の3連勝。先頭誘導員早期追い抜きで4カ月ぶりの実戦とは思えない強さを見せつけた。十分乗り込んでいるだけに、大暴れがある。
前走の西武園で完全Vを飾った北井佑季(神奈川・119期)も、台風の目になってもおかしくない。7月からは待望の1班選手。先手を取れば、簡単には崩れない。
前半の3日間で行われるガールズ初のGI「パールカップ」。優勝者には年末のガールズGPの優先出走権が与えられ、28選手による熾烈な戦いになりそうだが、本命はまくりが鋭い柳原真緒。ただし○坂口楓華、▲児玉碧衣、△久米詩も差はなく、この4人による優勝争いとみた。
山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。
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