芸能

伊集院光がダウンタウンの「即興ニセエピソード企画」で見せつけた吉本芸人との圧倒的実力差

 平成生まれであるZ世代の若者に「昭和の時代に通用していた常識」をデタラメな内容にでっちあげてレクチャー。「令和に語りたい!昭和レトロ話」と題したニセ番組の収録内で、Z世代を騙しきれるのか。そんな検証が行われたのが、6月22日の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で展開された「昭和はむちゃくちゃだった系の映像 全部ウソでもZ世代は気付かない説」だった。

 山之内すずやゆうちゃみらZ世代のメンバーに対し、昭和代表としてキャスティングされたのが伊集院光、藤本敏史、ケンドーコバヤシ、中尾彬の4人。司会の千原ジュニアとともに、ありもしない昭和の常識について、即興でエピソードトークを展開した。ところが、

「本来、アドリブに強いはずの藤本とケンコバが全然うまく喋れていなかったのが印象的でした」

 とお笑い関係者が言うように、どうにもおかしな話になったのである。

「校則違反を繰り返すと校舎から宙づりにされていた」というウソVTRが流れると、藤本は「荒れた学校はロープが足りない。ロープ・生徒・ロープ・生徒…みたいに。干し柿みたいな」と、物理的に不可能な設定の解説を展開。Z世代が首を傾げることになった。

 ケンコバも「その年の干支は食べることが禁止されていた」なるニセの常識に「辰年は竜田揚げを食べたらダメ。チキンタツタ」と、昭和時代には存在しなかったチキンタツタの名前を出してしまったのである。

 アドリブの達人も苦戦しきりの「即興エピソード企画」だが、ここで無双状態だったのが伊集院だ。先のお笑い関係者は、

「フォローが完璧でしたね。干支のVTRでは『日本で豚カツの文化が広がったのは(豚年が)干支になかったから、という説もある』と解説。『外国の圧力により、干支の動物を食べてはいけない文化がなくなった』と、もっともらしい理由でZ世代を納得させていた。吉本芸人との実力差が浮き彫りになりました」

 吉本芸人の奮起なるか。

(山倉卓)

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