芸能

高田純次「じゅん散歩」挨拶ボケ大暴走に「テロップ解説」という非テキトー対策

「日本一のテキトー男」の異名を持つ高田純次。「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」(日本テレビ系)時代から今日までその芸風は変わることなく、76歳の今も「テキトー」を貫く。現在、その勇姿は月曜から金曜の「じゅん散歩」(テレビ朝日系)、金曜の「午後もじゅん散歩」で見ることができる。

 高田といえば、なんといっても挨拶ボケだ。店に入った時など「どうも。私、テレビ朝日の『じゅん散歩』で来ました○○○○です」と、自分の名前ではなく「坂本龍馬です」とか「ブラッド・ピットです」というように、別人を名乗って笑いを取るのがお馴染みのパターンだ。

 近頃、ついにそのボケのネタが尽きたのか、はたまた高田のボケについていけない世代が増えたのか、マニアックなボケに対し、解説のテロップが出るようになった。

 例えば「久我山」の回で「久我美子です」とボケると、「久我美子(昭和22年 映画「四つの恋の物語」でデビューした女優)」。「葛飾区水元公園」の回では、一眼レフカメラを持つ男性に「立木義浩です」とやれば「立木義浩(写真家) 朝ドラ『なっちゃんの写真館』のモデル・立木写真館の次男」というように。

 最近、高田のお気に入りなのが、アメリカのテレビドラマシリーズの「ロバート・スタック」(アメリカのテレビドラマ『アンタッチャブル』に出演)や、「ヴィック・モロー」(アメリカのテレビドラマ『コンバット!』に出演)。わざと難易度を上げているようなフシがある。

 そんな挨拶ボケで大暴走する高田をテロップでカバーする、スタッフの気遣い。おかげで高田も思う存分、ボケられるというものだ。

 地井武男の「ちい散歩」、加山雄三の「ゆうゆう散歩」に続く、散歩シリーズの第3弾「じゅん散歩」。2015年9月の放送開始からすでに7年が経過したが、高田にはまだまだ「テキトーに」頑張ってほしい。

(堀江南)

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
巨人・甲斐拓也「自信満々の交流戦データ」がまるで役立たず…1イニング複数失点の「起用問題」
2
「アッコにおまかせ!」から芸能ニュースが消えた…和田アキ子の「無自覚な舌禍」を阻止せよ
3
阪神・佐藤輝明の「ホームラン確信歩き」よりも問題視されていた「あの行為」
4
【しらさぎSの大ヒント】背水の陣のチェルヴィニアは鉄板!ヒモ穴には「格上挑戦馬」と「特例軽量馬」
5
「24時間テレビ」の裏側「名探偵コナン」怒濤のグッズ販売で「愛は地球ではなく転売ヤーを救う」