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記事全文を読む→なでしこジャパン中継でNHKが完全非公開にした放映権料のモヤモヤ感
サッカー女子ワールドカップ(W杯)オーストトラリア・ニュージーランド大会で日本代表「なでしこジャパン」は1次リーグ2連勝で4大会連続決勝トーナメントの進出を果たした。
熊谷紗希主将は、
「チーム全員が試合に出る準備がしっかりできている。この点はどのチームよりも自信がある」
と雰囲気の良さも指摘している。
ほぼ絶望的だった大会のテレビ放送だが、開幕1週間前にNHKが行うことが発表された。大会を主催する国際サッカー連盟(FIFA)が女子W杯の放映権料の大幅アップを世界各国のテレビ局に通達。日本の各局への提示額は男子のW杯カタール大会で日本側に提示した約350億円の3分の1となる116億円とみられていたが、サッカー担当記者によれば、
「FIFAとNHKは昨年末の段階で放送することが内定していましたが、一度ご破算になった。にもかかわらずNHKに決まったのは意外でした」
7月26日、NHKで定例メディア総局長会長が行われた。その席で中嶋太一理事は、
「世界に注目されて、国民的に関心が高いスポーツを視聴者にお届けするのは公共メディアのひとつの役割」
として上で、「交渉のプロセスはお答えできない」と放映権料も価格も含め全てを封印している。
NHKは2022年度(単体)の決算で4年連続減収しているが、何かと話題の受信料収入だけで年間6700億円とあってスリム化には「表向き」邁進中だ。昨年10月には「(2021~23の)経営計画」の修正案を発表。ここでは「スポーツ報道の放映権料」についてこの3年間で150億円(設備投資など固定経費への斬り込みという名目)を削減目標にしている。
一方、大河ドラマ1話の制作費は7900万円もかけているとされ、毎年30億円以上も投入しており、年末の紅白歌合戦の制作費は完全非公開。なでしこジャパンの奮闘には大いにエールを送りたいところだが、受信料の使い方に関してのモヤモヤは増すばかりである。
(小田龍司)
アサ芸チョイス
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