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記事全文を読む→千葉真一の元マネージャー同士が法廷バトル「遺言」では会社は統合したはずだったのに…
NHKの人気ドキュメンタリー番組「ファミリーヒストリー」。6月30日放送のゲストは、俳優の眞栄田郷敦(23)だった。故・千葉真一の次男である。その取材の過程で、父が郷敦本人に遺した「書」が発見され、番組は感動のうちに終了した。ところが、それとは別の〝遺書〟が思わぬところで見つかっていたのだ。
その遺書が発見されたのは、東京地裁で繰り広げられている「法廷バトル」でのことだ。
原告はJJcrews株式会社(以下、J社)の代表取締役S氏、そして被告がエム&リーヴス株式会社(以下、エム社)の代表取締役M氏で、ともに千葉の元マネージャーである。不当利得返還請求事件とあり、千葉の遺産を巡って争いになっている。
「エム社の『エム』は長男で俳優の新田真剣佑(26)の頭文字、『リーヴ』は千葉の葉から取ったもので、真剣佑も取締役に名を連ねる個人事務所です。一方、J社は千葉がかつて社長を務めた個人事務所で、エム社のHPによれば、すでにJ社の事業を継承しているというのですが‥‥。千葉が亡くなった21年8月19日以降、法要や偲ぶ会が二手に分かれて行われ、遺骨や墓所を巡るトラブルまで発生していることは、何度も報じられてきている。いわば、遺族が前妻・野際陽子の娘である真瀬樹里(48)と後妻の子である真剣佑・郷敦とに分かれ、両陣営それぞれに関係者や後援者がくっついて争いごとが絶えない中で、訴訟に発展したというわけです」(芸能記者)
この民事訴訟で、前述のように千葉の遺書とも呼べる資料が提出されている。それはエム社の21年6月22日に行われた会議の議事録。千葉の死、その2カ月前の発言である。そこで千葉はこう話している。
「息子たちは頑張って、成功している。しかし、この世界はいつ、どうなるかはわからない。俺には息子の他に、弟子たちもいる。俺はもう年だ」
もちろん、会議の時点では千葉を死に追いやったコロナにはまだ感染していない。が、まるで死期を察したかのような発言が続くのだ。
「これからは北海道の案件に集中したい。そろそろいろんなことをまとめたい。そう、断捨離だ。そのためにこの会社を作った」
「俺はこの会社では、ヒラでいい。もうこの年だ。何があるかはわからない。今は北海道をとにかく成功させたい」
千葉が言う「北海道」について、エム社代表のM氏が語る。
「北海道で映画を撮る話が進んでいたんです。タイトルは『約束の檊』。友情をテーマにした作品です。実際にロケハンまでしていたのです」
つまり、複数に散らばっていた千葉の関連会社をエム社に集約して、息子たちに引き継がせ、自分は残された仕事に専念しようとしていたというのだ。実際、千葉は断捨離を行動に移していた。
千葉が創設したジャパンアクションクラブ14期生でエム社役員でもある西田真吾氏によれば、
「千葉さんは亡くなる前年の正月から急に『俺には死ぬ時期がわかる』と言い出して、モノを燃やしたり、弟子にあげたりするようになったんです。まだ全然、元気なうちにですよ」
前述の議事録の最後には、千葉のこんな言葉が記録されていた。
「我々の仕事は、いかに感動という2文字を与えて人を幸せにできるか、というもの。感動にたくさん出会った人間は、たくさん成長する。感動は人を裕福にする。そのために、まずは目の前のやるべきことに集中して、いい仕事をすること」
草葉の陰で千葉は何を思うのか。少なくとも泥沼の法廷劇が「感動」を与えることがないのは確かだ。
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