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記事全文を読む→【甲子園】慶応高校「エンジョイベースボール」裏でますます開く「実力格差」
夏の甲子園が大詰めを迎えるなか、慶応高校(神奈川県)の「エンジョイベースボール」が話題になっている。
神奈川大会決勝では横浜高校を撃破し、強豪ひしめく神奈川から夏の甲子園出場を決めた慶応。そしてついには準決勝で土浦日大(茨城県)を破り107年ぶりの優勝をかけ8月23日、仙台育英(宮城)との決勝を迎えるが、そんな中で甲子園出場校とは一線を画す慶応の「長時間練習なし」「髪型自由」という方針が注目を集めている。
慶応の森林貴彦監督は「高校野球、部活動を通じて、高校生なりに自分で考える習慣を身に付けてもらいたい」とメディアのインタビューで語っており、その自由度の高さにはネット上で「これぞ令和のスタイル」と共感の声も少なくない。
ただ、「エンジョイベースボールだけでは甲子園では勝てない」との指摘もある。
スポーツライターが語る。
「進学校の慶応だけに、野球部の文武両道ぶりが目を引きますが、実は多くの選手が県外出身者。2年生エースの小宅雅己投手は小学生時代から栃木の有力少年野球チームで活躍しており、その栃木のほか、東京や千葉出身の選手が多くを占めています。つまり結局は、スカウトによる選りすぐりのエリート集団というわけです」
近年は全国の有力校のほとんどが優秀な中学生をスカウトしている。一方で地方の公立校などは選手集めに苦労しており、実力格差は開くばかり。慶応高校の「エンジョイベースボール」ばかりが話題になっているが、要は自由さがスカウトする際に有利に働き、選手が集中しているということ。高校野球は有力選手のスカウトで9割が決まるという実態は、以前から何も変わっていないようだ。
(ケン高田)
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