芸能

川上麻衣子「お泊まり&車中キス」の二股密会に「スウェーデン式釈明」/壮絶「芸能スキャンダル会見」秘史

 さすが性教育の先進国スウェーデン生まれの女性は、恋愛に対する考え方も奔放で…。と当時の芸能マスコミ各社が同様な論調で報じたのが、川上麻衣子に発覚した「二股密会騒動」だった。

 1994年4月中旬、彼女は1992年のバルセロナ五輪・柔道78キロ級で金メダルを獲得し、「柔道界の星」と言われた吉田秀彦と食事後、世田谷区内にある彼女の自宅マンションで一夜を共にし、翌日の正午、2人で仲良く出てきたところを写真誌「FRIDAY」にキャッチされた。

 ところが同誌はその1週間ほど前にも、川上が恋人と噂される松村雄基とレストランで食事した後、ほろ酔い気分も手伝ってか、車内で唇を重ねる場面をバッチリと激写。見開きページに、その一部始終が掲載されたのである。

 5月12日夜、都内で記者会見を開いた川上は、吉田とは元競輪選手の中野浩一氏を介して1年ほど前に知り合ったとした上で、次のように釈明。

「吉田君(4歳下)とは仲のいいお友達。私のマンションに泊まったのは、お酒を飲んだので車で帰れなかったから。3連泊? いや、それは絶対にないですよ」

 一夜を共にしたことは認めたものの、連泊は否定した。「FRIDAY」の直撃に対し、吉田も、いささか無理のある弁明を展開。

「何度か彼女の家に泊まったことはありますが、別に男女の関係なんかないですよ。僕は腰を痛めていたのでベッドじゃ寝られず、下(床)で寝たんです」

 一方、会見で松村との関係についても聞かれた川上は、

「雄基さんとは2年以上いいお付き合いをしてきたので、恋人以上の友人」

 これまた、なんとも理解不能な説明である。ただし、こうも言った。

「雄基さんとの結婚とかは決めていないけど、信頼できる人です。自然体で付き合っています」

「くん付け」の吉田に対し、松村を「さん付け」で呼び分けるあたりに、彼女の中での2人対する微妙な距離の差を感じたのだった。

 だが結局、川上がこの2人のどちらかと結婚することはなく、1996年に中学時代の同級生で初恋相手の靴&バッグデザイナーとゴールイン。その後、2000年11月に離婚した。

 同年12月20日に記者会見を開いた川上は言った。

「せっかくいい関係を、夫婦であるがゆえに壊したくなかった。別れた後も一緒にワインを飲んだりして、仲良くしています」

 円満離婚であることを強調したのだが、離婚会見の席上、なんと突然「ヘア写真集」発売を発表して、集まった報道陣からは離婚の事実以上に、驚きの声が上がったのである。

 案の定、翌日のスポーツ紙とワイドショーには、またしても「スウェーデン生まれの~」といった活字が躍ることになったわけだが、その後も女性誌で志村けんとの仲が報じられるなど、恋多き女優として芸能マスコミを賑わせてくれたのである。

(山川敦司)

1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。

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