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記事全文を読む→日本名輪会・山口健治「江戸鷹の目診断」徹底先行を貫く北井が断然の主役!
「GⅢ小田原」◎北井佑季/○松坂洋平/▲長島大介/△石原颯
先行有利な33バンクは、2周駆けてもスピードが落ちない機動型がレースをリードすることになる。
「GⅢ小田原」(12日㊍〜15日㊐)は、直後のGⅠ弥彦寛仁親王牌(10月19日〜)に出走がかなわなかった選手による戦いになるが、1人だけ実力が突出している選手がいる。焦点は2着争いに絞られそうだ。
バンクを問わず徹底先行を貫く北井佑季が断然の主役を務める。親王牌は参戦条件を満たせなかったが、GⅠ戦で2度準決勝に乗り、8月向日町で記念初優勝を飾った。南関は北井│松坂洋平│大石剣士のライン3車。33バンクは2周駆けてもスピードは落ちないだけに圧勝劇まである。
対抗は松坂。かつての先行から追い込みにモデルチェンジして番手戦も巧みになってきた。まくり脚は健在で、わずかだが逆転もあるのではないか。
あとは、自在戦で一発を狙う長島大介と、西勢では石原颯の台頭とみた。
久木原洋は、1月豊橋と3月大垣の両記念で決勝戦に進出している。その当時に比べればもの足りないものの、成績は安定している。長島につけてチャンスをうかがうことになる。
北日本勢では、嵯峨昇喜郎が北井に勝負を挑む。一級品の素質頼りのところはあるが、主導権を握れば簡単には崩れない。決勝戦には勝ち上がってほしい。
【大穴この1車】田尾駿介(高知・111期)。
特選スタートからGⅢを初優勝した8月京王閣(⑥③③❶)の決勝戦で1万円超を演出。関東では前走のFⅠ弥彦(⑥⑦②)の最終日に3万円超、5月宇都宮記念(①⑤⑤⑥)の初日が6万円超と、高配当を出している。記念は6月久留米(⑦③①③)と3月松山(⑦②①②)で万車券に絡んでいる。7月の1班昇班まで2年半、2班でじっくり脚力を鍛えたまくりも打てる追い込み選手。ここも1着から流したい。
【狙い目の伏兵3人】
山本勝利(東京・117期)は、1964年の東京五輪に出場した大宮政志さん(引退)が立川バンクで主宰する大宮道場で鍛えられている。マイペースで逃げ切りがある。
山本と同期の坂本紘規(青森)は、1984年ロサンゼルス五輪銅メダリストの勉さん(引退)の四男で、師匠は長男の貴史(S1)。失速しがちな初日をクリアできるかどうかだ。
関東の先頭で風を切るのが中嶋宣成(長野・113期)だ。前走の弥彦(①②❸)が光り、予選は突破できる。
山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。
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