スポーツ

米ツアーシード権大詰め!渋野日向子を悩ます「左手痛の治療とスイング改造」予選落ち地獄

 プロゴルファーの渋野日向子が来年のアメリカ女子ツアーシード権獲得に向け、大詰めの局面を迎えている。

「ウォルマートNWアーカンソー選手権」と「アセンダントLPGAベネフィッティング ボランティアーズ・オブ・アメリカ」では、まさかの2週連続の予選落ち。シード獲得はポイントランキング上位80位までで、なかなか調子の上向かない渋野はそのボーダーラインにいる。ゴルフ関係者が言う。

「今春に発症した左手痛の影響が大きいようです。練習を抑え、治療しながら戦っています。シーズン途中からはグリップの握りを変えることで痛みの軽減を図りましたが、うまくいきませんでした。並行してスイング改造も行っていますが、ボールのコントロールができず、球筋が安定していません」

 渋野は2021年1月に、テレビ東京・野沢春日アナとの熱愛が発覚。超高級ホテルに2週連続で宿泊するなど密会交際が明らかになり、そこからスコアが降下した。交際発覚後に東京五輪出場を逃す不運に見舞われ、その年の暮れに破局したとされる。

「精神的にモロいところがあって、プレーに影響を与えてしまいました。以前はのびのびと笑顔でゴルフをしていましたが、今ではスイングなどいろいろと考え込み、悩んでいるようです。パットを打ち切れないことも多発しています」(ゴルフ誌記者)

 今週からアジアシリーズに入り、中国での「ビュイックLPGA上海」、そこから韓国での「BMW女子選手権」、マレーシアで「メイバンク選手権」、茨城県では「TOTOジャパンクラシック」と連戦に挑む。シードを獲得して早く「しぶこスマイル」を見せてほしい。

(田中実)

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