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ボクシング元世界王者・内山高志が12度目の防衛に失敗した原因は「親方と赤ワイン13本」事件

「衝撃の番狂わせ」と言われたのは、元WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志氏のプロ26戦目だった。2016年4月27日、挑戦者のジェスレル・コラレス(パナマ)を相手に12回目の防衛を果たすはずであり、元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏が打ち立てた13度防衛の記録をいずれ破るものと、誰もが疑わなかった。だが、結果は2ラウンドTKO負け。プロ初の黒星を喫した。

 内山氏が、元世界王者・渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏のYouTubeチャンネル〈渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則ぶっちゃけチャンネル〉に登場すると、この一戦を振り返った。

 内山氏自身、具志堅氏の記録を「多分、抜いちゃうんだろうな」と思っていたそうだが、

「そこが心の隙でしたね」

 と冷静に分析する。そして、

「ひとつだけ、負けた理由があるんです。僕、年始にみんなと飲んだんですよ。相撲のある親方と飲んでて、2人で赤ワイン13本空けたんですよ。僕は人生初の千鳥足になったんです。記憶はちゃんとあるんですよ。でももう真っ直ぐ歩こうと思っても、本当にこうなるんです」

 指で曲線を描きながら、

「あの時の千鳥足のダメージが、12戦目の防衛戦に効いてたんじゃないかなと…」

 もっとも、当時36歳だった内山氏は反応速度の低下など、年齢も敗戦理由のひとつに挙げている。酒豪で知られる内山氏だが、酒の強さも曲がり角だったのかもしれない。

(所ひで/ユーチューブライター)

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