スポーツ
Posted on 2023年12月13日 09:59

サッカー元日本代表・駒野友一が振り返った南アW杯PK失敗の「地獄」と「救い」

2023年12月13日 09:59

 サッカー日本代表が目標として掲げる「ベスト8」。それに最も近づいたのは、22年のカタール大会と10年の南アフリカ大会だ。南アでは決勝トーナメント1回戦でパラグアイと対戦。スコアは0-0のままPK戦に突入。パラグアイは5人全員がゴールを決めたが、日本は3人目の駒野友一が失敗。ベスト8を逃した。

 駒野氏は前園真聖氏のYouTubeチャンネルに出演し、その時の心境を語った。13年経った今もあの時のことが忘れられないと駒野氏は言う。

「思い出しますよ。やっぱりワールドカップになれば思い出しますね。蹴るとき緊張は全くなかった。大会の大きさは違いますが、アジアカップでもオシムさんの時にPKを2回決めてますし、ワールドカップでも緊張はなかったです」

「PKは運」とよく言われるが、駒野氏は運だけとは考えていないそうで、

「技術も関係ありますが、キッカーとキーパーの駆け引きだと思うので、(外すのは)駆け引きで負けているということ」

 と話した。

 大会直後はメンタル的に沈んだというが、それを救ってくれたのが家族。

「周りの目が気になるから、その目を気にしない所に行こうと嫁さんが提案してくれた。そこで何日か過ごしているうちに子供の助けもあって笑えるようになった。やっぱりサッカーがしたいという気持ちが出て、またボールを蹴りたいと思えた。チームから1週間お休みをもらって、合流の日には気持ちを切り替えることができた」

 この時、仲が良かった松井大輔をはじめとしたチームメイトはそっとしておいてくれたという。そしてJリーグ再開後の試合…。

「静岡ダービーでエスパルスのホームで始まったんですけど、ダービーってすごいじゃないですか(駒野氏はジュビロ磐田に所属)。メンバー発表の時にスタジアムの中で名前を呼ばれるのを聞いていたら、エスパルスのサポーターが拍手してくれたんです。その拍手を聞いて本当に泣きそうになって…。見てくれている人は見てくれているので、プレイで返さないといけないなって気持ちになりました」

 家族の助けとサポーターの声援がなければ、南ア大会後の活躍はなかったかもしれない。

(鈴木誠)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年09月25日 11:00

    9月18日から20日までの「国内映画ランキング」(興行通信社調べ)が9月24日に発表された。9月18日に公開されている織田裕二主演の「踊る大捜査線N.E.W.メトロポリスを駆け抜けろ!」は、約14年ぶりのシリーズ最新作。初登場で2位にランク...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年09月29日 14:00

    小栗旬が社長を務める芸能事務所「トライストーン・エンタテイメント」が9月28日に公式サイトで所属俳優・坂口健太郎をめぐる週刊誌報道の内容を否定する声明を発表した。〈その記事が元になり、想像に依る誹謗中傷や事実とは異なる内容の拡散等が見受けら...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年09月29日 21:00

    韓国の京畿道城南市盆唐区(首都ソウルの南南東約20キロ)にある中華料理店「習近平」に中国人の4人組が秘かに押し入り、スプレー塗料やペンキをまき散らしながら店内の備品を破壊するという「ナゾに満ちた事件」が発生した。聯合ニュースをはじめとする複...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/29発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク