スポーツ
Posted on 2024年01月05日 17:58

【森保ジャパン】久保建英が足負傷でも「大打撃」にはならない「2軍扱い」の実情

2024年01月05日 17:58

 サッカーアジア杯・カタール大会(1月12日開幕)にむけて久保建英が現地に5日、合流する。所属するスペイン1部リーグのレアル・ソシエダードが「左太ももを痛めたが日本代表に合流する」と異例の発表を行った。

 森保ジャパンの多くは海外組だが、その中でも主力を張る選手については所属クラブがアジア杯招集には難色を示していた。特にレアル・ソシエダードは露骨で、イマノル監督は「日本代表は決勝まで到達したいと思うが、私はできるだけ早く敗退すること願っている」などと笑いながらコメントしていたほどだ。

 そもそもアジア杯は国際Aマッチデーで日本サッカー協会(JFA)が招集できる権利を持つ。

「これは国際サッカー連盟(FIFA)が設定したルールで、たとえソシエダ側が拒否しても、JFA側には7試合を上限に強制的に招集できる権利があるんです」(サッカー担当記者)

 左ふとももの故障についても軽傷という情報がある。サッカーマスコミでは「久保の負傷は森保ジャパンに“大打撃”!」という見出しが躍ったが、「そんなことはありえません」と一蹴するのは日本代表のベテラン記者だ。

「アジア杯の1次リーグはベトナム、イラク、インドネシアと対戦します。レベル的に考えても、久保ばかりではなく三笘薫、冨安健洋との選手の主力を無理して起用する必要性は全くありません」

 もうひとつ、森保一監督が定める「チーム序列」で久保はいまだ「1軍」扱いの主力ではない。アジア杯に向け久保への期待を聞かれた森保監督は「一言でいえばチームを勝たせられる存在感を放って欲しい」とした上で「普段(チームで)やっていることを代表、チームのために発揮することを期待したい」とゲキを飛ばした。所属クラブでの評価とは真逆で、日本代表においてはケガがどうのと言っていられない立場なのである。

(小田龍司)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク