スポーツ

日本ハム・新庄剛志監督「交流戦を春秋2部制に」斬新アイデアに高木豊が「無理」と反論する根拠

「現状でいいかっていうと、何か変えていってファンを引きつけるものがあればって考えると、新庄監督が提案したことは悪くはないよね。でも現実的ではない。なぜかというと…」

 これは野球解説者の高木豊氏の、YouTubeチャンネル〈高木豊 Takagi Yutaka〉での発言である。1月16日の12球団監督会議で日本ハム・新庄剛志監督が語った「セ・パ交流戦の春秋2部制」の私案について、自論を展開したのである。

 新庄監督のいう「セ・パ交流戦の春秋2部制」は、交流戦を前半と後半に分け、試合数を倍に増やすというもの。根拠は次のようなものだった。。

「(後半)上位のチームはやりたくないでしょうけど、下位にいるチームがそれでまた盛り上がる。観客動員も交流戦とそうじゃない時で、明らかに交流戦の方が多いデータが出ている」

 これに対する高木氏の意見はというと、

「秋にはマジックが出たりだとか、優勝争いしてるチームがあるわけじゃない。Aクラスを死守するとかさ、そこに集中したいってのもあるし、ファンもそこを見たいって、直接対決とか…」

 日本ハムは栗山英樹監督時代も含め、2019年から5年連続のBクラスに甘んじている。新庄監督に代わってからは、2年連続の最下位だ。

 就任3年目の今シーズンは「優勝」を公言している新庄監督。昨年の続投会見では、奇跡を起こす男というところを見せたい」と意気込みを語っていた。

「ところが交流戦2部制発言で『今季も勝つ気がないのかな』『上位のやりたくないチームに入ってくれ』と揶揄する声が出ています」(ネットライター)

 斬新な発想は評価できるのだが…。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
5
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策