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記事全文を読む→日本名輪会・山口健治「江戸鷹の目診断」郡司が圧巻の番手まくりを決める!
「川崎記念」◎郡司浩平/○清水裕友/▲深谷知広/△松浦悠士
同じ地区の選手が多くラインが2つになっても、叩き合うことはまずない。
「川崎記念」(1月18日㊍〜21日㊐)は、開催日時が例年の4月からこの1月に変更されたが、出走メンバーはSS班4人を筆頭に例年どおり充実している。歴代の優勝者もそろい、寒風を熱気に変える白熱のシリーズになりそうだ。
川崎のスーパーヒーロー、郡司浩平が主役の座を譲らない。ホームバンクのこの記念では、過去6大会で3連勝を含む、実に4度も制覇している。南関の最強布陣は北井佑季-深谷知広-郡司だが、北井-郡司-松谷秀幸の神奈川3者と、深谷-渡邉雄太の静岡コンビで別ラインになっても叩き合いはない。
地元ファンの熱烈声援を背に、郡司が圧巻の番手まくりを決めて表彰台の中央に立つとみた。
対抗は清水裕友。前走の大宮記念Vを挙げるまでもなく、冬は無類の強さを発揮するタイプ。復活なった松浦悠士とのゴールデンコンビで郡司に肉薄する。
あとは動きが多彩になってきた深谷と、立川GPを制した松浦の一撃とみた。
劣勢を強いられそうな北日本勢では、渡邉一成(福島)の積極果敢なレースに好感が持てる。前走の佐世保記念(①①⑤②)では、準決勝以外の3戦でバックを取っていた。有力候補に入れなかったのは単騎戦もありそうだからだが、今回が今年初戦。いきなり大暴れしてもおかしくない。
【大穴この1車】
村田雅一(兵庫・90期)。
ラインの先行をがっちりガードしながら、直線では鋭く差し脚を伸ばす追い込み選手。昨年12月の別府記念(②⑥①⑥)初日1万円超はマーク2着、3走目に快勝した4万円超は連絡みの3者が筋違いだった。10月寛仁親王牌(⑧⑤③④)3日目が2万円超。8月松戸記念(③⑥①①)の最終日は4万円超を演出した。絞るなら突き抜け1着だ。
【狙い目の伏兵3人】
S級2年目になる新村穣(神奈川・119期)は、F1戦で準決勝止まりも、今回はホームバンクの記念。1次予選突破が目標になる。
2班が15人と大所帯の関東の先頭で戦うのが、新村と同期の堀江省吾(長野)だ。主導権を取れれば粘る。2次予選での好走に期待したい。
東矢圭吾(熊本・121 期)は、昨年12月の佐世保記念(②③⑨③)と8月GⅢ京王閣(②④⑧⑤)で準決勝に乗っている。九州勢の台頭は、この東矢の活躍しだいか。
山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。
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