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大相撲「ミスターデンジャー」はっけよい座談会(2)覇気が感じられない照ノ富士

A どんなに師弟の絆が強固でも、宮城野部屋は閉鎖される見通し。親方と力士は伊勢ケ浜一門の別の部屋に移籍するんだよな?

D 浅香山部屋に移籍する方向で進んでいます。ただし、約20人の弟子が引っ越しできる居住スペースがあるとは思えませんが‥‥。

E 今年1月に協会の理事候補に担がれた浅香山親方(51)=元大関・魁皇=が一門の船頭になるのが移籍先の理由だろう。宮城野親方との関係性もそこまで悪くないだけに適任だと思う。

D モンゴルで浅香山親方は人気力士の筆頭格。現役時代の豪快な上手投げや小手投げはモンゴル相撲に通ずるものがあるみたい。入門前の宮城野親方もファンの1人でした。

E いずれにしても、玉垣親方(59)=元小結・智乃花=は師匠代行の任を解かれたいのが本音だよ。本当は矢面に立ちたくない人。定年まで部屋付き親方として波風立てずに過ごしたかったに違いない。

B 以前は冗談を言うタイプでしたが、師匠代行になってからかなり口数が減りましたね。

C 心なしか顔色も優れないよな。少なくとも伊勢ケ浜部屋は移籍先の候補から外れていたはず。横綱の照ノ富士(32)とは〝合口〟が悪すぎるんだもん。

E 同じモンゴル出身とはいえ、現役時代は先輩後輩の上下関係で絶対服従だった。公私ともに執拗に〝かわいがり〟を受けていた世代だけに疎まれている。

D 当時の照ノ富士は同邦の先輩から受けたストレスを出稽古で解消しているフシがありました。まだ貴乃花部屋があった時代、ラフプレーをきっかけに両部屋の弟子同士が乱闘寸前になるトラブルもあったほど。

C 当時の貴乃花親方(51)が放った「優しくしてあげなさい!」の一言で、弟子たちの熱を冷ましたエピソードは今でも語り継がれているよ。

B それにしても、今場所の照ノ富士からは覇気が感じられませんでした。6日目までに2勝4敗と黒星が先行して7日目から休場となった。

D 両ヒザや内臓がボロボロで、満身創痍なのでしょう。今年の初場所優勝で力を使い果たしたのかもしれません。まだ、引退後に協会に残るための「年寄名跡」を確保できずにいるとも聞きますし、時間稼ぎの〝延命措置〟として、ケガをしないよう全力を出していない可能性すらあります。

E 伊勢ケ浜部屋の後継者も楯山親方(38)=元前頭・誉富士=に内定している。伊勢ケ浜親方と楯山親方の奥さん同士が親戚関係なのが理由らしい。

A あの部屋は女将さんにイニシアチブを握られているのかな。伊勢ケ浜親方と親戚関係の安治川親方(45)=元関脇・安美錦=が独立したのは何よりの証拠だろうけど。

E 照ノ富士も独立資金を貯めるため、現役にしがみつかなきゃならない。せっかく、協会に残るためにモンゴルから日本に国籍を変えたんだもの。

A 国籍変更といえば、昨年5月に引退を発表した逸ノ城(30)の断髪式が2月に開催されていた。セカンドライフで何をする計画なのか知っている人はいる?

E 一応、川口にある自宅を拠点に日本で暮らすみたい。ただし、何をするのかはまだ決めていないようです。ちなみに、今はモンゴルに帰省中です。

D どうも「今のままでは床屋にも通えない」と約220キロあった体重を減量しているそうです。あの巨体が収まるイスはありませんからね(笑)。

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