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大相撲「ミスターデンジャー」はっけよい座談会(1)「宮城野部屋閉鎖」を加速させた上層部の「好色白鵬嫌い」

 宮城野部屋閉鎖騒動も収まらぬうちに、大相撲大阪場所は前半戦を折り返した。もはや、相撲どころではない。アサ芸では角界の事情通を緊急招集して匿名座談会を開催。降格処分が下された元大横綱はもとより、アンタッチャブルな危険人物たちを土俵外へとあぶり出す!

A(スポーツ紙デスク) 宮城野親方(39)=元横綱・白鵬=が目の敵にされている。

B(中継スタッフ) 横綱在位84場所、幕内優勝45回、幕内全勝優勝16回、幕内通算1093勝、大相撲通算1187勝の5部門がギネス世界記録に認定されている大横綱ですけどね。

―どうして嫌われるんですか?

C(角界関係者) 現役時代からスタンドプレーで、相撲協会の重鎮たちからヒンシュクを買っていたんだ。

D(相撲ライター) 最初に目立って批判されたのが 17年の九州場所。対嘉風(42)=現中村親方=戦で、軍配に納得できずみずから「物言い」を付ける異例の行動に出て厳重注意を受けた。他にも表彰式でファンに「万歳三唱」や「三本締め」を促すなどの問題行動が目に余りました。

C 自分の四股名を看板にした少年相撲大会「白鵬杯」も協会内では不興だった。「相撲人口を増やすため」とはキレイごとで、その収益で私腹を肥やしているともっぱらなんだ。

E(角界OB) 確かに、最初は約1500万円の自腹を割いて運営していた。ところが、最近はパチンコメーカーの「三共」や外食チェーン「すしざんまい」をはじめとする協賛企業のスポンサー料で運営されている。大相撲力士の四股名を使っているのに、協会とは別枠で興行をしているのが気に食わないんだろうな。

B 半分やっかみもありそうです(笑)。八角理事長(60)=元横綱・北勝海=ら協会幹部たちではやりたくてもできない芸当でしょうし。

C それもそうだな。だけど、何も嫌っているのは上の人間だけじゃない。現役がカブっている若手親方たちからも総スカンだよ。

E エルボーさながらの「かち上げ」で泣かされた力士は枚挙に暇がない。相手にケガをさせないのが大前提なのに‥‥。

A 私生活に問題はないのか? 現役時代は女性にだらしなかったとも聞いた。

E 昼夜問わずに若い衆を呼び出すんだけど、指定される場所が日替わりだった。何かを警戒してというわけではなく、慕ってくれる女性たちがたくさんいたのが理由みたい。決まって居合わせるのは、モデル体型の美女ばかりなんだと。

D どうしても、力士や親方のスキャンダルは協会全体の汚点になる。それだけに、部屋の不祥事をきっかけに角界の「ミスターデンジャー」をいち早く追放したい思惑が協会上層部にあったのは事実でしょう。

A 北青鵬(22)の暴力&金銭トラブルは、宮城野親方を追い落とす格好のネタになったわけだ。ほとんどの親方が高笑いだろうよ。

D それでも、みずからスカウトした弟子たちには慕われています。3月11日の誕生日には、大阪の部屋内でお祝いされていた。慎ましくみんなでケーキを分け合ったみたいです。

B さすがに師匠としては尊敬されていたんですね!

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