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ここ数年の朝日杯FSは、クラシック血統馬の好走率が上昇しています。さらに、同レースで好走した馬が翌年のクラシックでも走るケースが増えました。その要因は、クラシックで好走する血統馬の育成、配合が早熟化された影響によるものです。
【19年】朝日杯FSを制したサリオスは、皐月賞、ダービーでともに2着。
【21年】同じく勝ち馬のドウデュースは、皐月賞3着、ダービー1着。
【23年】朝日杯FSを勝ったジャンタルマンタルは、皐月賞3着。
【24年】阪神ではなく京都開催でしたが、2着馬ミュージアムマイルが皐月賞を制覇。
そして、クラシック血統の中でも注目するのはキングマンボ系です。19年以降の阪神開催で4番人気以下で馬券になったのは5頭。
【19年】14番人気で3着したグランレイは、父がキングマンボ系。
【21年】4番人気で3着だったダノンスコーピオンも父がキングマンボ系。
【23年】4番人気で2着のエコロヴァルツ、5番人気で3着したタガノエルピーダは、母父がキングマンボ系でした。
育成と配合により、キングマンボの血を2歳GⅠから好走させられる時代になったとも言えます。
また、戦歴で重要となるのが末脚です。朝日杯FSだけでなく、その後、クラシック戦線に繋がるためにも中距離指向の末脚が求められるため、近走で上位の上がりを使っている経験が大事なのです。
19年から23年の5年間、阪神開催で馬券になった15頭中13頭は、前走、芝のレースで上がり1位を記録した馬。これに該当せずに馬券になった2頭、ドウデュースとジャンタルマンタルは、前走の上がりは2位で、2走前に上がり1位を記録していました。
なお、上がり順位と血統系統は「スマート出馬表」を参照してください。
今年出走を予定しているカヴァレリッツォの父は、サートゥルナーリア。仕上がりが早いタイプのキングマンボ系の種牡馬で、兄のリオンディーズも15年に当レースを勝っています。
そして母父はハーツクライ。昨年の2着馬ミュージアムマイルとほぼ同じ配合で、近親には阪神JF、桜花賞で2着したサトノレイナスがいます。当コースへの適性も高く、仕上がりも早い血統。まさに朝日杯FS向きの配合です。
亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。著書「フォーメーションと合成オッズを使いこなして効率的に馬券で儲ける方法」(オーパーツ・パブリッシング)ほか多数。
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