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記事全文を読む→JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
バスの乗務員が不足する「2024年問題」によってバス路線が次々と減便・廃止になり、太川陽介の「バス対決旅」など、テレビ東京の旅番組にとっては厳しい状況になっている。
これに加えて、さらに旅番組の継続が難しい要因があることが判明。3月23日の「土曜スペシャル」(テレビ東京系)で放送された「あさこ梨乃の5万円旅」で、それは明らかになった。
今回の5万円旅は岡山の岡山後楽園をスタートし、倉敷美観地区や銭形砂絵で有名な琴弾公園を観光して、香川の高屋神社がゴール。バスや鉄道を乗り継いで、目的地を目指した。
道中では岡山駅から倉敷駅までJR山陽本線、坂出駅から観音寺駅までJR予讃線に乗ったが、どちらも列車内の映像はなく、音声だけとなった。なぜこんなことが起こるのか。テレビ誌記者が解説する。
「鉄道会社から、列車内の映像を使う許可が下りないからです。特にJR東日本は厳しく、駅構内や列車内での撮影はなかなかかないません。そのためテレ東の旅番組では音声のみで、映像は外から撮ったものになっています。今回の5万円旅はJR西日本の山陽本線、JR四国の予讃線のどちらも、列車内の映像はありませんでした。JR東日本に加えて、JR西日本とJR四国でも撮影できないとなると、旅番組のルートは狭まります」
5万円旅のように列車内のシーンがほんの一部であれば問題ないが、太川と村井美樹の「バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅」や「沿線歩き旅」のような鉄道を多用する番組は、音声だけでごまかすのは難しい。必然的に、JRの路線は避けることになる。すでに都内近郊の私鉄は何度も登場していて、これ以上、繰り返せばマンネリ化が避けられない。鉄道ライターが言う。
「JR東日本が許可を出してくれないことは、よく知られた話。利用者数が多く、撮影時に何かトラブルでも起きたら大変ですから、仕方がないところです。JR西日本は許可を出してくれるのですが、社員の立ち会いが必要で、その費用を払わないといけません。対してJR四国はとても協力的で、お金もかかりません。それでも映像がなかったということは、テレビ東京に許可が下りなかったのではなく、申請していないことも考えられます。それならまだ撮影できる可能性は残されていますね」
太川はバス旅が終了する時、理由を「日本中のバスに乗って、乗ったことがないバスがなくなったから」と話している。「映像を使用できる、乗ったことがない鉄道がなくなったから」という理由で旅番組自体が終了することのないよう、祈りたい。
(鈴木誠)
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