スポーツ

【解任】西武・松井稼頭央監督の後任探し「松坂大輔に水面下のオファー」と引き受ける「条件」

 球団にとっては想定内の事態だった。西武ライオンズが5月26日、松井稼頭央監督の休養を発表し、セ・パ交流戦からは渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)が監督代行となった。かねてから早期休養の可能性は、球団内で取り沙汰されていたのだ。

 今季が2年目の指揮だったが、山川穂高の不祥事や主力のケガ、新外国人の不調など、波乱と誤算に満ちた松井政権は終幕を迎えた。自力優勝の可能性が消え、交流戦前の時点で15勝30敗。リーグ最下位に沈んでいた。球団関係者が言う。

「渡辺代行は今シーズン限りで、来年からは元通りGMに専念します。後任の監督候補には、数人の名前が挙がっており、水面下で松坂大輔氏らと交渉を進めているといいます。渡辺代行がワンクッション入ることで、松井監督から直接バトンを継ぐよりも、指揮官を引き受けやすくなりました。多忙な松坂氏にとっても、来年のスケジュールが入る前のこの時期からオファーをもらうことで、実現の可能性は高まりつつあります」

 育成下手な松井監督だったが、編成面での問題も噴出しており、フロントの責任を問う声があるが、

「現場のクビをすげ替えても、フロントは現状のままでいくことになります。大補強が確約されなければ、松坂氏は監督を引き受けないかもしれません。その時は、西口文也2軍監督が1軍監督に昇格し、栗山巧が引退して2軍監督になると言われています」(スポーツライター)

 西武の来年に向けた戦いは、すでに始まっている。

(渡辺優)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
4
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
5
フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」