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記事全文を読む→「出てくるな、この野郎!」巨人・藤田元司監督にマウンドから怒声を浴びせた西本聖に「王貞治の教え」
お題として提示されたのは「オレを変えたあの人の一言」。これに対し、野球解説者の西本聖氏は、次の言葉を挙げた。
「人間ってのは、されたことは一生忘れるな」
YouTubeチャンネル〈ダグアウト!!!〉でそう振り返った西本氏は、1984年から1988年まで巨人監督だった王貞治氏から教えられたこのセリフについて、
「苦しんでた時ですよね、ボクはよくコーチとトラブってたので。いじめられた時に『一生忘れるな』って」
もっとも「言うこと聞かなかったから。わがままで」と、自身の気の強さが災いしたとして笑う西本氏。練習方法や方針の違いに頑として首を縦に振らなかったというが、今の時代はむしろ選手主体であり、選手の考えに耳を傾けるのがコーチの仕事。西本氏は時代の移り変わりに感慨深げだった。
そんな西本氏が中日に移籍したのは1989年である。前年は4勝にとどまり、王監督から藤田元司監督に交代するタイミングだった。
中日の投手として巨人戦のマウンドに立った西本氏はある時、打席に立った原辰徳のインコースをえぐるキレ味鋭いシュートを投げ、ひっくり返らせた。
「そうしたら藤田さんがベンチから出てきてね。マウンドからオレが『出てくるな、この野郎!』って。気が強いんです」
自身をトレードに出した巨人指揮官の姿に、王氏の言葉を思い出したのか…。
西本氏は移籍1年目に自己最多となる20勝を挙げ、初の最多勝に輝いた。お見事である。
(所ひで/ユーチューブライター)
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