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記事全文を読む→共産党は「しんぶん赤旗」を「白旗」にせよ!「購読料値上げ」で日本財団会長の辛辣批判
公益財団法人日本財団の笹川陽平会長といえば、「一日一善」のコマーシャルで知られた笹川良一氏の三男だが、最近のブログが話題になっている。日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版が月額購読料を7月から60円値上げして990円としたことについて言及。
〈時代の変化の中で化石化した「日本共産党」の党名変更と「しんぶん赤旗」を「しんぶん白旗」にすれば販売部数増も可能ではないかというのは浅学菲才の筆者の思いつきである〉
「しんぶん赤旗」は、自民党の主要派閥が政治資金パーティー収入約4000万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことをいち早く報じ、永田町を揺るがす「政治とカネ」問題追及のきっかけを作った。同紙は「サンデー毎日」の記事を引用する形で「赤旗が世の中変えた」との大見出しをつけるなど、存在感をアピールしている。
ただ、いくらスクープを報じても、売り上げ増に直ちに結びつくわけでないのはどの新聞も同じであり、「赤旗」も例外ではない。高齢化に伴う購読者数の減少に加えて、ロシアのウクライナ侵攻による用紙代の高騰や、輸送コスト増大の直撃を受けている。いくら経費を削減しても対応しきれなくなり、値上げに踏み切ったのだろう。
もちろん、笹川氏の「提案」は、ブログの見出しに〈赤旗が白旗を掲げる〉とあるように、共産党嫌いの同氏による皮肉である。
〈日本共産党はロシア、中国とも関係なく独自路線を長く貫いている。しかし近年、民主集中制の堅持から党内批判をした人々を除名処分にしている一方、政府批判は厳しく行っている〉
本文でも共産党の姿勢をこのように批判しているのだ。その上で、
〈共産党の活動費の大半は「しんぶん赤旗」の購読料で賄われている。しかし60年代安保世代も老齢化、当時300万人と言われた購読者は今や85万人とも言われている。60円値上げしても51,000,000円にしかならない。硬直した党体制と読者の老齢化による発行部数の激減は時代の趨勢でもある〉
として、抜本的な改革が必要だと指摘した。
「赤旗」から「白旗」に名前を変えるぐらいでないと部数は伸びない、というのが笹川氏の見方である。党名にしろ、新聞の名前にしろ、頑なに守り続けてきた共産党がこの「提案」に反発することはあっても、乗ることはないが、このままでは笹川氏が言うように「化石化」していくだけだろう。
(田中紘二/政治ジャーナリスト)
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