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ブラックマヨネーズは2005年の「M-1グランプリ」で優勝し、伝説を作った。ナイツの塙宣之は、ブラマヨのスタイルを分析している。
「僕はやっぱり、ブラックマヨネーズさんの2005年の時。そこがそれまでのM-1のピークになったところかなって思ってて」
こう称賛した上で、次のように続けたのである。
「関西弁ならではの言葉の強さと、あの2人の強さもあるんですけど。関東の人間はコントに入って、コントのキャラクターで圧力をかけていくわけじゃないですか。だけど、ブラマヨさんはそうじゃない。人間と人間の圧力でぶつかっていく。その時に爆発が起きて、なんかやっぱり見てて鳥肌が立ちました。たぶん、全芸人があの優勝がやっぱり完璧すぎて、M-1の6回から10回大会までの間は、ブラマヨさんの呪縛みたいな感じで」
同じくナイツの土屋伸之も、その呪縛について語っている。
「(決勝の)1本目と2本目のテイストが同じで、2本目がそれを超えてくる、みたいな。それをみんな目指しすぎて、そこに縛られて1本目に力を出せない、ってコンビが結構いたような気がしますね」
「人間と人間の圧力でぶつかっていく」とたとえた塙だが、実はそれを目指して、ナイツは漫才のスタイルを変えていたのだった。
小杉はこう振り返っている。
「やっぱ2004年まで準決勝まではいくけど、それ以上はいかれへんってなって。でも吉田はたぶん、なんか思うところがあったみたいで」
そして伝説の漫才にいきついたようだ。小杉がその前夜を語った。
「ずっとラジオをやらしてもらって。名古屋や吉本のFMでも週に3本やってて。ラジオでは自分にウソがないようにってしゃべってた。ある時、吉田が『ラジオは吉田と小杉を乗っけて結構、魂、人間でしゃべってんのに。やっぱなんか、漫才は漫才師としてしゃべってる気がする』と。ホンマは別に遊園地なんて1人で行かんでええと思ってんのに『1人で行ったらオモロいんちゃう』って問題提起をしようとしてる、みたいな。それをやめたいって言って、2005年の1月に『もう今まで俺がネタ書いて提出してたけど、2人でしゃべりながら書かへんか』って、ネタをラジオのように。『ツッコミとしてしゃべらんで、もう小杉としてしゃべってほしい』みたいな。ラジオと変わらんぐらい面白い漫才と思いたいから」
そんな魂のやりとりから、もう19年が経っている。
(坂下ブーラン)
1969年生まれのテレビディレクター。東京都出身。専門学校卒業後、長寿バラエティー番組のADを経て、高視聴率ドキュメントバラエティーの演出を担当。そのほか深夜番組、BS番組の企画制作などなど。現在、某アイドルグループのYouTube動画を制作、視聴回数の爆発を目指して奮闘中。
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