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記事全文を読む→ロッテ2軍キャンプに閑古鳥が鳴いても都城市がまるで動じない「おカネ事情」
「益田直也や荻野貴司らベテラン勢は軒並み、都城におるかいね」
こう興奮気味に話すのは、ロッテ2軍キャンプを観戦に来た、宮崎県在住の50代男性だ。場所はJR都城駅から徒歩13分に位置する「都城運動公園」。今年初めて、ロッテの2軍が春季キャンプを実施するようになった。地元記者が解説する。
「ロッテの2軍を誘致するために、総事業費28億円をかけています。メイン球場の改修はもとより、50メートル四方で人工芝の室内練習場、最大6人が同時に投球練習可能なブルペン、サブグラウンドが併設されました。今年の秋季キャンプも都城で実施される予定です。ちなみに、春季キャンプ期間中の総観客数を約1万6000人、経済効果は約2億1000万円と見込んでいるそうです」
将来的には1軍キャンプを誘致することが、自治体の目標だという。しかしながら、実際に2月6日に足を運んでみると、午前中の観客数は100人に満たない様子。採算度外視の「負のレガシー」になる危険性を孕んでいるが、「心配ご無用です」と前置きして、先の地元記者が言う。
「都城市にはスポーツで地域を活性化させるための『投資』ができるだけの財政基盤があります。というのも、ふるさと納税による税収が大きい。総務省の発表によると2022年、2023年の納税受入額が日本一。2023年だけでも193億8400万円もの寄付を集めています」
財源はスポーツ以外にも使われており、
「移住制度も充実しています。諸々の条件はありますが、令和6年度版の『移住支援制度』の資料には、世帯で移住してきた場合に基礎給付額100万円、子供1人につき加算100万円(最大300万円)と大盤振る舞い。実際に2024年4月時点で、前年同月比1920人増を記録しています。人口が増えることで、さらなる税収増を見込める。ロッテのための投資増も可能なのです」(前出・地元記者)
都城市出身有名人として、東国原英夫元宮崎県知事、温水洋一、永瀬正敏の名前がよく挙がる。いつしかロッテが都城の顔役になるかもしれない。
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