社会
Posted on 2025年03月09日 05:55

医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<関節痛>花粉症でも発症 免疫力低下が原因か!?

2025年03月09日 05:55

 関節が痛い─。もしかしたら自律神経に原因があるかもしれない。

「関節痛」は外傷や痛風など原因はさまざまだが、この時期特有の大きな寒暖差、激しい気圧変動が要因となるケースも多い。気圧が低くなると、ヒスタミンが多く分泌され、それが自律神経に作用し、血管が収縮、血行も悪くなり、関節の痛みを発症するのだ。

 ストレスなど心因性のケースで関節痛を発症する場合もある。春は異動や転勤など生活環境が変わりやすい。急な環境の変化などで自律神経が乱れ、体に緊張状態をもたらすためだ。

 花粉症でも、関節痛を発症することがある。花粉という異物を体が排除しようとすることで、多くのエネルギーを消費してしまう。そのため、体力が消耗して免疫力が低下してしまうのだ。普段から弱っている関節に影響を及ぼすことがあるという。

 関節痛の主な対策は適度な運動がオススメだ。なるべく関節に負荷をかけすぎない、ウォーキングや水泳、サイクリングなどがいいだろう。過度な運動は、かえって関節に負荷がかかりすぎ痛みが悪化することもあるため注意が必要。

 寒暖差が大きな季節は、筋肉や関節が冷えて固まってしまうため、薄着をせずに、膝やひじ、腰、首元など、関節を冷やさない服装を心がけることもポイントだ。

 食事は体を温める根菜類などを積極的に摂り、適切な睡眠、趣味などでストレスを解消することも自律神経を整え、症状の緩和や予防につながる。

 万一、痛みが長く続いたり、悪化するようなことがあれば早めの受診が必要となる。

 季節の変化への上手な対応と対策で関節の痛みを乗り切ろう。

田幸和歌子(たこう・わかこ):医療ライター、1973年、長野県生まれ。出版社、広告制作会社を経てフリーに。夕刊フジなどで健康・医療関係の取材・執筆を行うほか、エンタメ系記事の執筆も多数。主な著書に「大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた」(太田出版)など。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年06月07日 08:45

    バラエティー番組でピン芸人の中山功太が告発した、サバンナ・高橋茂雄によるいじめ。まだ記憶に新しい騒動だが、高橋の謝罪に発展したこの一件には単純に語れない側面もあったようだ。周囲の芸人を巻き込んだ混乱の中でひとつ、際立つ動きがあった。仲裁役と...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年06月10日 11:00

    またもや、負のスパイラルの繰り返しである。楽天が6月10日、借金15の成績不振を理由に、三木肇監督の休養を発表した。10日の巨人戦から塩川達也ヘッドコーチが「監督代行」として指揮を執る。楽天の監督交代はもはや、お家芸だ。2005年に新規参入...

    記事全文を読む→
    女子アナ
    2026年06月10日 14:30

    局アナによる異例の公表が、大きな波紋を広げている。出演するラジオ番組で「結婚」について激白したのは、TBSの山本恵里伽アナウンサーだ。それは6月9日放送の「荻上チキ・Session」でのこと。山本アナは、法律婚ではなく事実婚を選んだと明かし...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク