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記事全文を読む→E-1サッカー選手権「森保ジャパンでアピールした選手」の代表生き残りは決勝「韓国戦しだい」
東アジアE-1サッカー選手権は戦前の予想通り、日本と韓国が2連勝し、7月15日に優勝を懸けて対決する。
日本は香港、中国を相手にフィールドプレーヤー全員を起用する余裕を見せ、危なげなく勝ってきた。格下に連勝しただけ、と言う人はいる。だが選手にとって、対戦相手がどこであろうが、代表戦であることに変わりはない。だから代表初招集の選手はもちろんのこと、代表復帰の選手からも、アピールしなければ、という気持ちが伝わってくる。
最も衝撃的だったのは、FWジャーメイン良(サンフレッチェ広島)。6-1と快勝した香港戦で、圧巻の4ゴールを決めた。代表デビュー戦での4ゴールは、実に95年ぶりの快挙だ。「相手が弱いから」という意見はあるが、格下相手とはいえ、4点も決めるのは簡単なことではないし、わずか26分間で決めたことは、やはり圧巻としかいいようがない。
ジャーメインは昨季、J1残留争いをしていたジュビロ磐田に所属。なかなかシュートチャンスが巡ってこないチームの中で孤軍奮闘し、日本人最多の19ゴールを決めた。
磐田のJ2降格が決まると、ジャーメインは広島に移籍。攻撃的なチームでより決定力が磨かれると思われていたが、ここまでわずかに4ゴール(3点はPK)と物足りない。本人もストレスをためていたことだろう。
もともと、固め撃ちというか爆発力のある選手で、昨季も1試合4ゴールを含め。6試合で複数ゴールを決めている。E-1選手権を復活のきっかけにしたいところだ。そのためには韓国戦でもゴールが欲しいのだが。
復帰組ではFW相馬勇紀(町田ゼルビア)が、レベルの違いを見せつけた。カタールW杯、そして2026年W杯北中米アジア2次予選に出場し、代表歴は10試合以上ある。左サイドの仕掛け人として「いつ呼ばれても、このくらいはできるよ」とアピールした。
もうひとりはMF田中聡(広島)。追加招集だったが、中国戦で先発出場。いきなり11分にFW細谷真大(柏レイソル)に鋭い縦パスを通し、先制点をアシストした。44分にも左サイドからのスルーパスで、MF佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)の決定機を演出。5月に負傷離脱し、復帰したばかりということもあって前半で退いたが、持ち味は表現できた。
そのほかにも、20歳ながら高い技術を持つ司令塔タイプの大関友翔(川崎フロンターレ)や、6月に代表デビューしている18歳の佐藤などは、次代の代表の中心になる逸材だ。
E-1選手権のメンバーから何人が代表に生き残れるか。全ては最終戦の韓国戦にかかっている。ここで誰が結果を出せるか、だ。韓国戦は優勝が懸かった試合であり、同時に生き残りを懸けた試合でもある。
(渡辺達也)
1957年生まれ。カテゴリーを問わず幅広く取材を行い、過去6回のワールドカップを取材。そのほか、ワールドカップ・アジア予選、アジアカップなど、数多くの大会を取材してきた。
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