政治
Posted on 2025年07月14日 10:45

【ヤバイ参院選】ますます追い込まれた石破首相は「50議席以下でも辞める気はさらさらなし」

2025年07月14日 10:45

 終盤戦を迎えた参院選(7月20日投開票)の争点は物価高対策や外国人問題だが、最大の注目点は、石破茂首相が20日の時点で敗北の責任を取って総辞職するか、になってきた。

 石破首相や自民党の森山裕幹事長は勝敗ラインについて、参院での過半数を維持できる50議席に設定した。3年前の参院選で75議席と大勝しているため、当初はやすやすとクリアできる勝敗ラインとみられていた。

 公明党が少なくとも10議席は獲得するとして、自民党は40議席でも50議席に達する。1998年7月の参院選で、時の橋本龍太郎首相は44議席にとどまったことを理由に「全てひっくるめて私の責任だ。力不足」と述べ、総辞職した。40議席はそれを下回る。

 あるいは2022年の参院選で公明党は13議席を獲得しているため、今回もそれを維持するとみると、自民党は37議席でも50議席に達する。

 2007年の参院選で、自民党は改選前の64議席から37議席に減らした。当時の安倍晋三首相は続投を表明したが、自民党総務会で「選挙に負けたにもかかわらず、続投するのは理屈が通らない」との声を上げたのが石破首相だった。

 今、当時の安倍首相に突き付けた辞任要求はそっくりそのまま、自分に返ってきている。だが自民党内では、仮に50議席を下回っても石破首相は総辞職しないのではないか、との観測が出ている。石破首相自身、辞めるつもりはさらさらないようだ。

 自民党中堅議員が言う。
「自公合わせて45議席を下回れば、さすがの石破首相でも辞めるだろうが、数議席下回る程度だったら、無所属議員らを入れて50議席に到達して、なんとか石破続投を目論む動きが党内にはある」

 毎日新聞の中盤情勢展望によると、自公の推定獲得議席は計31~55。自民の推定獲得議席は、序盤の32~46から27~43へと減少した。自民党にとってプラス要因は見当たらず、さらに終盤に向かって下がることが予想される。石破首相はますます追い込まれているのだ。

(田中紘二/政治ジャーナリスト)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年09月13日 11:15

    近年のネット環境の充実によって、高い売り上げを誇る公営ギャンブル。メディアを下支えする団体としても大きな役割を担っているが、最近は風向きが変わり始めている。ギャンブルライターが現状を語る。「日本の公営ギャンブルは競馬(中央・地方)、競輪、ボ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年09月14日 13:30

    8カ月ぶりに帰ってきたバス旅で最も存在感を放ったのは、看板を背負う太川陽介ではなかった。「路線バスで鬼ごっこ~太川陽介から逃げ切れ~【茨城・水戸】」(テレビ東京系)が、9月12日午後6時30分から放送された。鬼チームは太川陽介、草薙航基、村...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク