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記事全文を読む→トランプ大統領がアキレた「毎週のように関税交渉に来る赤沢大臣」参院選への大逆風
トランプ関税が参院選を直撃か。
トランプ米大統領が関税問題をめぐる日米交渉に不満をあらわにし、日本に対して30%か35%の関税を課すと脅しをかけた。
トランプ大統領は7月9日に迫っている、日本などへの相互関税の一時停止期限についても延長しない考えを示しており、参院選の最中の石破茂首相にとっては厳しい局面となる。
石破首相は側近の赤沢亮正経済再生担当相を、毎週のようにワシントンに派遣した。赤沢氏がワシントンを訪れたのは、実に7回。もちろん参院選前に妥結を図り、政権の「成果」としたい皮算用だった。
参院選公示が迫った6月下旬も赤沢氏はワシントンを訪れたが、交渉は不調に終わった。ラトニック商務長官とは6月27日に面会したが、その後は二度とも対面ではなく電話協議だった。さらに滞在を延ばしてでも、関税協議のまとめ役でもあるベッセント財務長官との面会を模索したが、実現しなかった。
「なかなか協議も思うように日程調整がつかなくて、そういうことも含めて五里霧中」
赤沢氏はそう漏らしたが、その交渉スタイルに、霞が関の官僚からは疑問の声が出ている。ワシントンでも、毎週のようにやってくる赤沢氏は、アキレられているという。
外務省OBの田中均元外務審議官は「サンデー毎日」のインタビューで「ありえないことが起きている。日本から担当閣僚が7回もお土産を持っていく。誰が見ても朝貢外交だ」と批判した。
トランプ大統領とは「相性は合う」と言っていた石破首相だが、記者団とのやり取りでトランプ大統領の口から出てくるのは安倍晋三元首相ばかりで、石破首相はいまだに名前を呼ばれたことがない。
小泉進次郎氏の農水相起用で内閣支持率を持ち直した感のある石破首相だが、トランプ大統領によって大逆風が吹き荒れかねない。
(田中紘二/政治ジャーナリスト)
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