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記事全文を読む→開幕!サッカー東アジアE-1選手権でガッツリ見るべき「Jリーグ組2人の新星」
サッカー東アジアE-1選手権(男女7月7日~16日・韓国)が開幕。開催時期が国際Aマッチデーではないことから海外組の選手を招集できず、日本代表は国内組で参加する。それは開催国の韓国も同じで、海外組はJリーグでプレーしている3人だけ。あとは国内Kリーグの選手で構成されている。
中国代表は2026年北中米W杯アジア最終予選で敗退し、監督を解任。今大会は暫定監督で臨む。そしてもうひとつは、予選を勝ち上がってきた、格下の香港。最終的に日韓の一騎打ちになりそうだ。特に韓国は開催国として、日本に負けるわけにはいかない。
そんな中、日本代表は初招集の12名を含む26名で挑戦する。日本代表経験の少ないメンバーの中で最も注目してほしいのが、ヴィッセル神戸のFW宮代大聖だ。
小学校時代から川崎フロンターレのアカデミーで育ち、U-17W杯、U-20W杯と、各年代のW杯でゴールを決めている。さらにクラブ史上初となる高校生でプロ契約を結ぶなど、将来を期待されていた。
ところがなかなか芽が出ずに、レノファ山口、徳島ヴォルティス、サガン鳥栖にレンタルされる時期があった。そして昨季、14年間所属した川崎から神戸に移籍。すると移籍1年目で自身初の二桁ゴール(11点)を決め、チームの連覇に貢献した。
大迫勇也、武藤嘉紀という経験豊富な攻撃陣から刺激を受け、勝利へのこだわり、プロ意識の高さなどを吸収して、眠っていた才能が開花した。昨季のMVPである武藤が故障のため長期離脱、一昨季の得点王でMVPの大迫も離脱している中、チームを一気に首位争いに引き上げたのは、間違いなく宮代だ。
その活躍は大迫、武藤の穴を埋めるというよりも、完全に神戸のエースといえるほど。ここ7試合で6ゴールと、コンスタントに結果を出している。遅れてやってきた点取り屋が、初の代表戦でどんな結果を出すのか楽しみだ。
もうひとりは、名古屋グランパスの19歳GKピサノアレクサンドレ幸冬堀尾(こうとほりお)。Jリーグの登録では、ピサノアレックス幸冬堀尾になっている。197センチの長身で、J1わずか10試合出場での大抜擢だ。
J1デビューは意外な形で巡ってきた。5月3日の清水エスパルス戦の朝、正GKのシュミット・ダニエルの臀部肉離れの痛みが取れず、楢崎正剛GKコーチから「今日、先発でいくぞ」と言われて急遽、出番が回ってきた。5万人を超える国立競技場で、3-0の完封勝利に貢献。それ以降、名古屋のゴールマウスを守ってきた。
森保一監督はピサノの招集について、
「毎試合、成長を感じるパフォーマンスを見せている」
と太鼓判を押している。
昨季までゴールマウスを守っていたのは、ミッチェル・ランゲラックだ。オーストラリア代表としてW杯のメンバーに選ばれ、ドイツでもプレーしていた。今季から加わったシュミット・ダニエルも、日本代表としてカタールW杯のメンバーに選ばれ、ベルギーでもプレーしていた。そんな経験豊富な先輩たちから、いろんなことを吸収してきた。E-1選手権に出場すれば、GK最年少出場となるのだが…。
(渡辺達也)
1957年生まれ。カテゴリーを問わず幅広く取材を行い、過去6回のワールドカップを取材。そのほか、ワールドカップ・アジア予選、アジアカップなど、数多くの大会を取材してきた。
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