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記事全文を読む→横浜F・マリノスがJ1残留を死守したい「切迫した理由」チーム売却の危機が…
サッカーの名門・横浜F・マリノスが、J2降格の危機にあえいでいる。第22節終了時点で、3勝13敗6分の最下位。勝ち点は15で、J1残留圏内となる17位の湘南ベルマーレに8点差をつけられている。
なにしろ今季だけですでに監督を二度も解任し、昨年にサガン鳥栖を率いた川井健太氏に監督就任を要請したものの、実現せず。結局、大島秀夫ヘッドコーチを内部昇格させるというドタバタ劇を繰り広げた。
横浜F・マリノスはJリーグ発足時に加盟した「オリジナル10」の中で、鹿島アントラーズとともに、J2に降格したことがないクラブだ。もし降格となれば、チームの歴史に泥を塗ることになる。
それだけに、なんとしてもJ1に残留したいところだが、名誉のほかにもっと切実な事情があると、スポーツ紙記者は指摘するのだ。
「Jリーグは来年、春秋制から秋春制に移行することが決まっており、2026-27シーズンは2026年8月の第1週からスタートします。空白となる春から秋までは『J1リーグ特別大会』が開催される。この大会は期間が短いこともあり、J2への降格とJ2からの昇格はありません。横浜F・マリノスが今季J2に降格すると、最短でも1年半はJ1に上がることができないんです。J2降格によって観客が減るのが通常で、つまりは1年半もの間、入場料収入が減ることになる。それは絶対に避けたいでしょう」
入場料収入が減れば、年俸の高い有力選手を手放すことになりかねない。1年半もJ2で戦うことになるならと、チームを離れる選手も出てくるはずだ。
いずれにしても戦力ダウンは避けられず、ますますJ1昇格は難しくなる。J2降格チームが戦力を維持できず、そのままJ2暮らしになってしまうのは、よくあるパターンだ。
そうなれば、日産自動車が横浜F・マリノスを売却する可能性が出てくる。
「日産のイバン・エスピノーサ社長は新聞のインタビューで、サッカーや野球などのスポーツ事業について『絶対に続けるとは言えないが、ストップする計画はない』と話しています。今のところマリノスを売却する考えはないようですが、もし1年半のJ2暮らしとなれば、考えが変わる可能性はあるでしょう。J2は注目度が低く、広告宣伝効果を期待する企業にとっては、わざわざ所有する意味は薄くなりますから」(前出・スポーツ紙記者)
そうならないためにも、まずは目の前の試合で結果を出し、少しでも勝ち点を積み上げることが求められている。
(鈴木誠)
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