スポーツ
Posted on 2025年08月23日 20:00

日本ハムとソフトバンクはシーズン中に4万キロ移動!プロ野球「知られざる遠征の現実と格差」

2025年08月23日 20:00

 シーズン中はカードごとに全国各地を移動するプロ野球。遠征先と本拠地の移動は新幹線、もしくは飛行機になる。
 
 ちなみに球団にシーズン中の総移動距離は、在京・在版球団の場合だとセ・リーグは1万5000キロ前後でパ・リーグがほぼ倍の3万キロ前後。リーグによって移動距離これだけ違うのは、日本ハムが北海道、ソフトバンクが福岡に本拠地があるからだ。そのため、この2球団の移動距離は4万キロを超えている。

「当然、両球団の選手の移動は飛行機。ソフトバンクの場合、オリックスは関西なので新幹線での移動が可能ですが、日本ハムは遠征先から遠征先への移動を除けばすべて飛行機。移動においては12球団でもっと過酷です」(スポーツ紙記者)

 2038年度以降には北海道新幹線の札幌延伸が予定されているが、東京―札幌の予定所要時間は約5時間。大幅に移動時間が短縮されない限り、新幹線での移動はなさそうだ。

 では、移動時に選手たちはどの席に座るのだろうか? 新幹線なら1軍はグリーン車移動となるが、飛行機にはグリーン車に相当するグレードの座席は少ない。

「基本的に選手はエコノミーですが、JALだと一部のベテラン選手に『クラスJ』を用意する球団もあります。もちろん、選手個人が自腹でアップグレードして座るのは自由です。また、監督・コーチには『クラスJ』が用意されるのが一般的です」(同)
 とはいえ、選手たちの間では飛行機での移動は不評とか。

「空港は搭乗口まで遠いですし、出発ギリギリの駅到着でも間に合う新幹線と違って早めに行かなければなりません。それに飛行中の機内は地上より気圧が低いうえに極度に乾燥しており、コンディションに影響すると嫌がる選手が多いんです。これに対し、新幹線は乗っている時間が多少長くても仮眠を取りやすいという理由もあるようです」(同)

 プロ野球移動の移動事情については、現役時代に日本ハムやヤクルトでプレーしたスポーツメンタルコーチの今波隆博氏、ヤクルトOBでプロ野球解説者の上田剛史氏などが過去にユーチューブで言及している。

 なにより長距離の移動はジッと座っているだけでも疲れるもの。それをシーズン中ずっと繰り返すプロ野球選手は、やはり思った以上に過酷な職業なのかもしれない。

(滝川与一)

※画像は、プロ野球の監督・コーチ御用達席のJALの「クラスJ」

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年04月08日 07:00

    40年の歴史に幕を下ろした「アッコにおまかせ!」(TBS系)の後継番組が始まったが、MCに上田晋也(くりぃむしちゅー)を据えての情報番組「上田晋也のサンデーQ」だと聞いた時、「今年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)はどうなるんだろう」くら...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年04月09日 13:00

    4月8日のDeNA戦。それは延長10回のリリーフ登板ではあったものの、ようやくプロ8年目での初勝利だった。中日・根尾昂が投手に専念して、5年目で摑んだ白星である。根尾を祝福する声は多く聞かれたが、心配なのは「チームの悪い流れ」だ。この日の先...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    スポーツ
    2026年04月10日 07:00

    本拠地でのパイレーツ戦(日本時間4月11日)に今季3度目の先発登板が予定されている今永昇太の復活のカギは、球速アップだという。15勝した一昨年に比べ、昨年はシーズン後半に打ち込まれるシーンが続いた。そのことで契約の見直しがあり、一度はFAと...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/7発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク