社会
Posted on 2025年08月13日 06:30

ヤバイ!海外旅行先で財布紛失!経験者が語る「絶対に失敗しないダメージ回避術」これが鉄則だ

2025年08月13日 06:30

 夏休みなどの海外旅行中、財布をなくしたらもう最悪…と思うのは当然のことだが、意外と多いのが「現金はすっかり抜かれて、カードだけ戻ってくる」という不思議なケースだ。

 犯人もスマートになってきたというのか、しかし安心するのは早い。今やオンライン決済が普及し、カードが使われれば「正当な支払い」とみなされ、結果的に不正利用として処理されないことがあるからだ。
 つまり、泣き寝入りや実質的な負担を強いられるリスク大。ここで経験者が言いたいのは「まずカードを止めろ!」ということである。

 財布を探したり警察に行くのは、その後でいい。現場で焦っていると見落としがちな「何のカードを入れていたか」を即座に把握することが最重要となる。最低限、海外で使えるVISAかマスターカードは1枚必ず持ち歩き、あとは万一に備えてホテルの金庫へ。現金は必要最低限で十分だ。

 複数のカードは一カ所にまとめず、分散して持ち歩くのが鉄則。万が一、盗まれても、被害を最小限に抑えられる。スマホ通信は現地SIMを使い、VPNをかませて銀行アプリやカード管理を安全に行うことも重要だ。
 カード会社や銀行のアプリは必ず2段階認証を設定し、不正アクセスを防ごう。財布の中身は写真で記録しておくと、紛失時に何を失ったか正確に把握できて、スムーズに対処できる。

 デジタルクレジットカードもお勧めだ。スマホひとつで止めたり再発行したりできるから、紛失時の対応が格段に楽になる。
 さらに銀行カードも、例えば三菱UFJなら「かんたん手続きアプリ」など、アプリで即時停止できるものを入れておきたい。国際電話でカード会社に連絡する際は、楽天モバイルの国際電話かけ放題プランなどを事前に用意しておくとスマートだ。電話料金を気にせず、迅速に対処できるのは心強い。

 プリペイド式の使い捨て現金カードを持つのも賢い。盗まれても被害額を限定できる上、メインカードの補完として安心感が増す。紛失時に必要なカード会社、保険会社、在外公館の連絡先はスマホに登録し、紙のメモとしても携帯しておくと、いざという時に役立つ。

 ちなみに携行品損害は海外旅行保険でカバーされる場合があるが、保険の適用条件や利用カードは事前に確認し、該当カードは決して持ち歩かず、別の安全な場所に保管すること。
 これで大きなダメージを防げるはずだ。財布をなくすのはもう恐くない、と言えるように、今すぐ対策を始めておくべし。

(旅羽翼)

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