社会
Posted on 2025年05月16日 09:58

「台湾はまた行きたくなる。でもバンコクは一度で十分」旅行者の本音に見える「決定的な差」

2025年05月16日 09:58

 今年のゴールデンウィーク、日本人旅行者は円安や燃油高といった逆風をものともせず、多数が海外に出かけた。旅行会社HISの出発予約データによると、最も人気が高かったのは韓国・ソウルで、2位には台湾・台北がランクイン。アジア近距離の渡航先が、改めて脚光を浴びている。

 とりわけ台湾は「リピーターの国」。事実、日本では数年ごとに「台湾旅行ブーム」が巻き起こる。その理由は何か。今年も台湾を訪れたという30代の女性が語る。

「今回で3回目ですが、毎回違う楽しみ方ができるんです。初回は台北など、2回目はカフェ巡り、今回は台南まで足を延ばしました。どこに行っても人が親切で、ご飯がおいしくて、治安がいい。カフェでのんびりする時間すら、旅の楽しみになるんです。観光というより『暮らすような旅』ができるのが台湾の魅力ですね」

 この女性が比較対象として挙げたのは、かつて訪れたタイ・バンコクの印象だ。

「観光地は多いけど、寺院とかナイトマーケットとか、一度でメインどころは回れてしまう感じ。蒸し暑さと渋滞で移動に時間がかかって、体力的にきつかったです。刺激はあっても、心が休まる感じはなかったですね」

 同様に20代の女性も、台湾の居心地の良さに魅了されたと語る。

「日本統治時代の影響で、日本語が通じる場所が意外と多いんですよ。タクシーの運転手さんが日本語を話したり、親日的な雰囲気は安心できます。バンコクは英語すら通じにくく、トイレや衛生面も気になってしまって…。夜も少し怖いと感じる場所があって、帰国後は正直、ぐったりでした」

 もちろんバンコクにも、ナイトマーケットや寺院巡りなどの魅力はある。とりわけ男性旅行者にとっては、ナイトライフの華やかさが惹かれる要素かもしれない。ただ、近年は物価の上昇や観光客向けの価格設定が進み、かつての「コスパ最強の街」という印象は薄れつつある。

 旅先に何を求めるかは人それぞれだが、距離の近さ、言葉の壁の低さ、グルメ、街ごとの個性といった理由が、台湾を「また帰りたくなる海外」にしているのかもしれない。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    事件
    2026年09月21日 13:30

    沖縄県の新知事、古謝玄太氏の周辺がキナ臭くなっている。9月13日の沖縄県知事選では開票0%で当選確実が出たが、9月16日にX上で「浮島龍美」を名乗る人物が古謝氏の家族の通学先、関係先を特定、拡散。17日になってもネット上の愉快犯が浮島氏の投...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年09月23日 15:45

    長年、親しまれた「Suicaのペンギン」の後釜は、どのキャラになるのか。JR東日本が進める「Suica」の新キャラクター選びが、思わぬ波紋を広げている。現行のペンギンは2001年のサービス開始から、カードや駅の案内でおなじみの存在。今回の交...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク