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記事全文を読む→なぜ今「聖者の行進」だらけ? タウンワーク・WECARS・小学館…CM業界がこぞって使うワケ
NHK連続テレビ小説「あんぱん」でヒロインを務め、国民的女優の仲間入りを果たした今田美桜。ドラマ放送開始直後の5月からオンエアされている「タウンワーク」のCMが話題を集めている。アメリカ民謡「聖者の行進」のメロディにのせ、今田が「タウンワーク、タウンワーク、バイトするならタウンワーク」と歌う姿は、毎日のように耳に残るという視聴者も多いだろう。
同じ曲を替え歌にしているのが、中古車販売・買取を手がける「WECARS(ウィーカーズ)」。旧ビッグモーターから社名変更した同社は、看板キャラクター「看板くん」が「WECARSです!」と歌うユニークなCMを大量オンエアしており、こちらも強烈な印象を残している。
さらに、小学館の「小学一年生」CMでは元NMB48の山本彩がギターを手に子どもたちと一緒に歌い、マルトモ「プレ節」では歌詞なしのアコースティックギター演奏が流れるなど、今や「聖者の行進」はCM界で大ブーム。過去にもau「三太郎シリーズ」など多くの企業が同曲を使用してきた。
なぜ、ここまで使われるのか。CMプランナーはこう解説する。
「『聖者の行進(When The Saints Go Marching In)』はアメリカの黒人霊歌で、既に著作権が切れているため使用料がかかりません。さらにアレンジや歌詞変更も自由。明るくパレード的なメロディで商品PRに最適ですし、かつてはアントニオ猪木がモハメド・アリとの対戦で使用したり、ドラマ『聖者の行進』(TBS)でも使われた。今はスポーツ界で競技場で流れることも多く、小学校でも習うほど知名度が高いため、世代を問わず親しみやすいのです」
こうした条件が揃っていることから、今後も「聖者の行進」を起用する企業CMは次々と登場すると予想される。日常の中でふと耳にするこの曲が、ますます私たちの生活に染み込んでいきそうだ。
(石見剣)
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