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記事全文を読む→いざブラジル戦へ!森保ジャパンがパラグアイ戦で見せた「中途半端な采配」と「2人の収穫」
ブラジル戦に臨むサッカー森保ジャパンは、それに先駆けて10月10日のパラグアイ戦では、2-2で引き分けた。試合終了間際のアディショナルタイムに追いつき、なんとか敗戦を免れた形だが、結果から言うと、あまりいい試合ではなかった。日本が主導権を握ったというよりは、堅守のパラグアイにボールを持たされていたのだ。パラグアイは真ん中が強く、日本のクロスは簡単にはじき返されていた。ボールをキープしているけど、崩せない。まるでカタールW杯のコスタリカ戦のようだった。
前半20分にパラグアイに先制され、その5分後に小川航基(NECナイメヘン)の強烈なミドル弾で追いついた。後半も日本ペースで試合は進んだものの、決め手を欠き、逆に後半19分に2点目を決められる。
その後、日本は追いつくために、攻撃的な選手を投入。アディショナルタイムに上田綺世(フェイエノールト)のヘッドでなんとか追いついた。
サッカーに判定勝ちはない。いくら主導権を握っていても、点が取れなければ勝てない。パラグアイは数少ないチャンスを、確実にモノにした。それがアジアと世界の違いだ。南米予選でアルゼンチンやブラジルなど強豪国に揉まれているからこそ、一瞬のスキを見逃さない。
大きな問題は、日本の失点の場面にあった。1失点目は中央からロングパスをウラに通されてのもの。2失点目は右サイドからのクロスを合わせられて、だった。どちらもボールホルダーにプレッシャーをかけていない。特に2失点目、クロスを上げたファン・カセレス(ディナモ・モスクワ)は、中を見て確認するほどの余裕があった。世界相手にフリーでボールを蹴らせたら、こういうことになる。しかも2失点ともに、アッサリと決められている。最後の部分は1対1。そこで激しく潰しにいくぐらいのプレーが欲しかった。
森保一監督の采配にも疑問が残った。この試合は選手を試すのか、それとも勝ちにいくのか。そこがブレていた。1-2とリードされた後半37分に、上田と望月ヘンリー海輝(町田ゼルビア)を準備させた。センターライン上で交代を待っていたが、40分に急遽、望月ではなく藤田譲瑠チマに変更。結局、上田と藤田がピッチに立ったのは後半44分。その間のベンチのバタバタ感は後手を踏んだ。
たぶん、上田はブラジル戦で先発させるため、パラグアイ戦で使う予定はなかった。それがホームで負けるわけにはいかないと急遽、上田を投入するしかなかったのだろう。ただ、本気で勝ちにいくなら、もっと早く上田を投入すべきだ。このような中途半端な采配は、本番で命取りになる。
そんな中、収穫もあった。ひとりは佐野海舟(FSVマインツ05)。代表に復帰した今年から、試合を重ねるたびによくなっている。この試合でも自慢のボール奪取能力と運動量で、パラグアイの中盤を自由にさせなかった。キャプテンの遠藤航(リバプール)、守田英正(スポルティングCP)に次ぐ、第3のボランチとして名乗りを挙げた。
そしてもうひとりが、鈴木淳之介(FCコペンハーゲン)。3バックの中でいちばんの安定感を見せた。この10月シリーズのメンバー発表会見で、森保監督が期待のひとりとして熱くコメントしていた。パラグアイ戦後の会見でも森保監督は、
「さらにいい選手になるかなと、期待を抱かせてくれる今日のプレーだった」
と太鼓判を押した。ケガ人続出のセンターバック陣だが、新たな希望が現れた。
さあ、次はサッカー王国ブラジルとの一戦(14日)。真っ向勝負して、どこまで戦えるか。
(渡辺達也)
1957年生まれ。カテゴリーを問わず幅広く取材を行い、過去6回のワールドカップを取材。そのほか、ワールドカップ・アジア予選、アジアカップなど、数多くの大会を取材してきた。
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