スポーツ
Posted on 2025年10月13日 13:00

森保ジャパン3戦勝ちなしで逆風…指揮官の涙に込めた「覚悟のメッセージ」

2025年10月13日 13:00

 サッカー日本代表は10月シリーズ初戦、パラグアイ戦(10日)でまさかの2-2のドローとなった。試合後、森保一監督は「ホームでの勝利をお届けしたかったが、追いつくんだ、ひっくり返すんだというプレーをしてくれたのは伝わったと思う」と語った。だが、その表情には勝ち切れなかった苦い影が残っていた。

「来年のW杯で優勝を目標に掲げているだけに、森保監督への風当たりはかなり強くなっています」(サッカー担当記者)

 日本代表にとって6年ぶりの連敗は免れたものの、2年ぶりとなる“3戦勝ちなし”。そして次戦は、過去12戦で一度も勝てていないブラジルとの大一番(14日)。5得点34失点――これが“天敵”ブラジルとの歴史的な戦績だ。森保ジャパンにとって、まさに真価が問われる一戦となる。

 就任当初、森保監督は海外組の選手から“世界基準を知らない”と陰口を叩かれることもあった。だが今、その姿勢は選手たちから絶大な信頼を得ている。

「今回も遠藤航主将が欠場しましたが、森保さんは『代わりのキャプテンは置かない』と明言。パラグアイ戦では南野拓実、途中出場後は伊東純也と、チームを支えるベテランをその都度“ゲームキャプテン”に立てていました」(サッカーライター)

 国歌斉唱の瞬間、森保監督の頬を伝った涙がテレビカメラに抜かれた。「君が代を聴くとどうしても涙が出てしまう」と語るその姿に、SNSでは「監督も戦ってる」「魂の涙」とファンの声が殺到。代表チームを支える裏方スタッフも「この代表期間中はほとんど寝てない。仕事が終わるまで全員が起きている」と証言する。

 名波浩コーチも「俺にとっては“ボス”。ずっとそう呼んでいる」と、厚い信頼を口にした。チーム全体が一枚岩になりつつあるのは確かだ。

 問題は、ブラジルに勝てるかどうか。森保監督の涙、チームの結束、南野や伊東のリーダーシップ――そのすべてを懸けた「ブラジル撃破」の舞台は整ったと言える。

 (小田龍司)

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