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記事全文を読む→前田健太「日本帰還」正式表明でも古巣・広島カープの獲得の動きが鈍いワケ
かねてからメジャーリーグ生活に区切りをつけ、日本球界復帰を「予告」していた前田健太が、その意思を明らかにした。「新たな章を始める」という言葉とともに、インスタグラムでMLBでの10年間を振り返り、ファンや球団関係者への感謝を綴ったものだ。投稿にはドジャース時代のポストシーズン登板、ツインズでの地区優勝、家族との写真などが並び、アメリカでのキャリアにひとつ区切りをつけた印象を強く与えている。
日本で97勝、アメリカで68勝を積み上げ、日米通算200勝まで残り35勝。偉業達成には日本球界への復帰が最も現実的だ。
移籍先として古巣・広島カープの名前は必ず挙がるが、球団は現時点で獲得へ公式な動きを見せていない。編成状況を見ると、現在の支配下選手数は約67人。前田が加われば残り枠はわずかとなり、外国人補強や育成選手の昇格に影響が出る可能性がある。
広島は今オフ、40歳の松山竜平、36歳の田中広輔といったベテランを構想外とし、世代交代を進めている。そこに37歳の前田を迎え入れれば、編成方針としての一貫性を問われかねない。黒田博樹の復帰時とは違い、今季の前田はマイナー契約でチームを渡り歩いており、力の衰えやコンディション不安が付きまとう。
では獲得レースで名前が挙がるDeNAと巨人はどうか。
トレバー・バウアーやアンソニー・ケイの流出が見込まれるDeNAは、先発ローテの補強が急務。OBで野球解説者の高木豊氏はYouTube動画で「後輩になってくれるなら嬉しい」「縁を持って損はない」との見解を示し、歓迎している。
エース・菅野智之がオリオールズへ移籍し、前田と同じ背番号18が空席のままの巨人は、資金力とブランド力が揃う。大舞台を経験したベテラン投手との相性は良く、補強戦略としてフィットするのではないか。
前田が次に選ぶユニフォームは、どの球団のものになるのか。そしてなかなか微妙な気はするが、200勝の偉業は達成できるのか。
(ケン高田)
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