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記事全文を読む→住吉会・小川会長「逮捕劇」の舞台裏
12月6日、住吉会・小川修司会長が傘下幹部ら6名とともに千葉県警に逮捕された。県警によると、小川会長らは住吉会の先代会長にあたる関功代表(故人)の千葉県柏市内の自宅に侵入し現金5000万円を盗んだ、邸宅侵入と窃盗の疑いがもたれている。他組織関係者が言う。
「実は23年に業界内で怪文書がバラ撒かれていて、内容は今回の逮捕容疑を告発するものだった。時を同じくして先の怪文書に反論する別の怪文書も出た。この手の『紙爆弾騒動』は業界では珍しくないが、警察が動いたのは異例だ」
前者の内容は、まさに今回の事件を想起させるものだった。小川会長らが関代表の死の直後、自宅金庫にある5000万円を「組織の資金だ」として、配下に「持ってくるように命じた」と書かれている。その金は関代表が「生前に関係者の女性に贈与した」ものであり、個人の遺産を奪ったというのだ。一方、反論文書では女性の本名や住所を書き添え、関代表と近しい関係を利用して、いかにしたたかにふるまった人間であるかが告発されていた。業界事情に詳しいジャーナリストが解説する。
「千葉県警は小川会長を指示役と見ており、この点は最初の怪文書と似通っている。また、報道で被害者は『関代表の自宅を管理していた女性』とありますが、この点も2つめの怪文書が指す女性との共通点が多い。まして関代表の遺産を巡っては、特殊詐欺の被害者への賠償責任を逃れるために贈与したとして、当局の監視対象でした。怪文書をきっかけに両者間のトラブルが表沙汰となり、そこを県警が見逃さなかったということです」
警察に被害女性が被害届を提出したのが23年8月のことで、逮捕まで2年以上を要している。
「警察も二の足を踏んだのでしょう。資金は誰のものなのかがトラブルの発端なら民事事件であり、犯罪を立証するのはなかなか難しい。一方で、どんな事件であっても組織トップを逮捕するのは警察にとっては大手柄。組織トップは常に警察にマークされ、一挙手一投足が監視されています。小川会長も、その洗礼を受けたのでしょう」(前出・ジャーナリスト)
県警は小川会長らの認否を明らかにしていない。果たして、この逮捕劇は起訴されることになるのか‥‥。
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