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記事全文を読む→「NHK紅白歌合戦」原爆揶揄の中国人ドタキャン&矢沢永吉と松田聖子の「締まらなさ」にアキレた!
昨年末に放送された第76回「NHK紅白歌合戦」第2部(21:00~23:45)の平均世帯視聴率は35.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、ワースト2位だった前回よりも2.5ポイントアップ。2022年の第73回以来、3年ぶりに35%を突破したとか。ちなみに、第1部(19:20~20:55)も30.8%で、前回の29.0%から微量ながらアップしている。
放送前、話題になったことといえば、韓国の4人組ガールズグループaespaの一連の騒動。中国人メンバーのニンニンが過去に、原子爆弾を想起させるランプの写真を「かわいいライトを買ったよ」とコメントを添えてSNSにアップしていたことだ。14万筆を超える「紅白出場停止」の署名が集まるも、NHK側は予定を変更せず。
しかし、直前に当該メンバーがインフルエンザに罹患したため、残りの3人だけでパフォーマンスすることに。てっきり「抗議の意味も含めて、今回の『紅白』は過去最低視聴率になるかな」などと勝手に思っていたから、この結果は意外だった。
個人的に今回の紅白で得たものはというと「可愛いだけじゃダメですか」と歌っているのと、「倍の倍のファイト!」と歌っているのが違うグループだとわかったことと、「マユリカの中谷が観客を煽りまくって歌っている」と思ったらVaundy(バウンディ)という歌手だと知ったこと。あとは司会の今田美桜と綾瀬はるかが、ドレスの胸元から谷間をチラチラさせて、年越しに目の保養をさせてくれたことくらいだろうか。
それ以外はツッコミどころばかり。いちいち挙げていたらキリがないほどだが、特に気になったのは、ステージの準備と進行がうまく噛み合わず、妙な間が空くことが何度もあり、なんとも締まらない空気が終始、漂っていたこと。
あるいはトリがMrs. GREEN APPLEだったことも、個人的には微妙だ。彼らの人気が高いのは百も承知だが、「グー!グー!グー!」と歌われても「エド・はるみ?」と思う程度の私からしたら、素直にMISIAで感動させて終わればよかったのに、と思う。
しかもそんなミセスの後に、大トリとして松田聖子が登場し、「青い珊瑚礁」を歌ったものだから、盛り上がるでもしんみりするでも感動するでもないまま、全員で「蛍の光」を歌うことになり、実に締まらないエンディングを迎えた。
が、なによりも呆気にとられたのが矢沢永吉だ。それこそ、彼が大トリだったらもっと締まったかもしれないのに、よくオファーの席で「大トリじゃなくても俺はいいけど、YAZAWAがなんて言うかな」と言われなかったものだな、などと思いつつ見ていたら熱唱後、「紅白歌合戦、出さしてくれてありがとうございます!」とコメントするではないか。
大晦日とはいえ、あまりにロックらしくない永ちゃんの言葉。その昔、国際プロレスのラッシャー木村がアントニオ猪木との対戦表明をすべく、新日本プロレスのリングに上がるも、マイクを向けられての第一声が「こんばんは」だったため、思いっきりズッコケたのを思い出してしまった。
相対的になんとも締まらない「紅白」だった。
(堀江南/テレビソムリエ)
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